ここだけ30年前のヒットチャート(1994.03.29)

今から30年前のオリコンシングルチャート。父親がレンタルCD屋で借りてきたシングルをカセットテープにダビングして、それをラジカセで繰り返し聴いていた当時9歳。
勉強も兼ねて、そして今に語り継がれる曲とヒットチャートの関連性(あるなし問わず)を紐解いていきましょう。リアルタイマーの人には違和感のある見方や間違いが気に障るかもですが、お手柔らかに。
では第2回、今週もさっそく見ていきましょう。

1 GAMBAらなくちゃね  LINDBERG
2 ただ泣きたくなるの  中山美穂
3 Hey Hey おおきに毎度あり  SMAP
4 人魚  NOKKO
5 愛が生まれた日  藤谷美和子・大内義昭
6 遥かな人へ  高橋真梨子
7 OH MY LITTLE GIRL  尾崎豊
8 Blue Rose  工藤静香
9 Don't Leave Me  B'z
10 愛さずにはいられない  宇徳敬子

LINDBERG(リンドバーグ)『GAMBAらなくちゃね』が初登場1位。渡瀬マキを歌い手としてシーンを引っ張った4人組バンド。90年代前半を振り返るときに避けては通れないですね。進学塾のCMタイアップも相まった歌詞はライバル(友人)と切磋琢磨し成長していくもの。イントロ〜ヴァース〜コーラスとどんどんドライヴしていく構成はバンドの十八番だが、この曲も漏れなく。さらにCMサイズにおさめられたコーラス部分の寸止め感も含めカッコいい。バンドのキャリア的には渡瀬マキ以外のメンバー全員がシングル級の作曲ができるのも凄かった。

ただ、この曲はシングル盤や収録アルバム『LINDBERG VII』ではなく、07年のベストアルバム『SUPER BEST』のリマスタリングされたバージョンで聴こう。音圧が全然違って別の曲かのように生まれ変わってます。

そのLINDBERGが同日リリースのライブ盤『Lindy Wingding』をアルバムチャート2位に持ってきていることも当時の勢いが見えますね。

気になる曲があったらぜひ聴いてみてください。
ではまた。