【喉の詰まり感】京都市 烏丸で鍼灸、波動療法、サイマティクスセラピーをお探しならラサルーテ
最近、喉の詰まりを訴えられる方がとても多いのですが、西洋医学的にはヒステリー球、または咽喉頭異常感症といい、喉に何かが詰まったような違和感のことで、東洋医学では梅核気といいます
梅の種が喉に詰まったように感じるということですが、これは数千年前の医学書にも書かれています
喉の詰まり感があると「甲状腺の病気では?」ということで検査を受けられますが、ほとんどの場合、大きな異常は見つかりません
西洋医学ではこのヒステリー球の原因は自律神経やホルモンの乱れ、更年期障害と言われています
梅核気は東洋医学では肝臓の経絡の滞りが原因とされ、みぞおちの詰まりとも関連が深いと考えられています
肝臓の経絡は精神や組織が緩まないように引き締めるように働いているのですが、ストレスや緊張、イライラなどでその引き締めが過剰に起こると喉やみぞおちが収縮して詰まったように感じます
みぞおちの詰まりは横隔膜の収縮によって起こるのですが、横隔膜が収縮すると上半身と下半身の氣が交流するのを妨げられ、
頭や上半身に氣が溜まり、めまいや動悸、胸苦しさなども起こるとされています
このみぞおちの詰まりを取ることで、梅核気をはじめ、めまいや心臓の症状が緩和することもしばしばです
養生は以下の通りです
◉イライラやストレスを軽減する
◉みぞおちから肋骨弓にかけてタッピング(指の腹の部分で優しくテンポ良く叩いて刺激すること)して横隔膜を緩めること
◉足湯で氣を降ろすこと
◉整氣呼吸法で副交感神経を優位にし、緊張をなくすこと
https://lasalutekyoto.wordpress.com/鍼灸/整気呼吸/
◉肝臓の経絡は貧血があると収縮の働きが強くなるため、貧血傾向がある方は鉄分を摂取すること
◉睡眠をしっかりとること、特に午後11時〜午前3時は肝臓を養う時間なのでなるべく早寝すること、
◉またこの時間帯に神経が高ぶると肝臓の経絡の収縮が強くなるので、肝臓の経絡が司るとされる目をパソコンや携帯などで使い過ぎないこと
◉肝臓にダメージを与えるアルコールを控えること、
◉サプリメントやドリンク剤、エネルギー飲料を控えること、
◉酸味のもの、酸味のある健康食品などを控えること
◉詰まりがひどい時は甘味を摂ると一時的に緩和します
酷くなると胃痙攣、逆流性胃炎や食道炎などを引き起こすこともありますので長引く場合は是非ご相談ください。
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