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源平合戦 其の十三

いよいよ壇之浦
ですがその前に私の体験談を少々

源平合戦に興味を持ったのが十数年前。
きっかけは小学生だった息子の
夏休みの宿題(自由研究)テーマを
源平合戦にしたことから。

まず一の谷(神戸市須磨区)へ行き
屋島はその年の秋、香川に住む友人が
遊びに来ないかと誘ってくれて
案内してもらった。
そしてさらにその年の冬
私が以前勤めていた会社の研修旅行が
京都の鞍馬・・・

あれ、屋島とか鞍馬とかなんで
こんな義経に関係するところばかり
私が計画立てたわけでもないのに
訪れるんだ?

ちょっと怖くなってしまった。

鞍馬、貴船は京都の奥座敷。
駅には月岡芳年の浮世絵が飾られていて
もちろん「義経」‼️

2008年 鞍馬駅

外にでると大きな天狗の顔がお出迎え
その天狗は義経に戦うための技術を
教えたと言われている。


天狗様

 季節は冬で鬱蒼とした木々が繁り、物の怪の気配を感じる。
その頃はそれほどパワースポット巡りなど
流行っていなかったけれど、なにか霊気のような
ものは強い所らしい…と同僚たちは話していた。

このとき私は本気で義経の亡霊にでも会うんじゃ
ないかと心配で心配で・・・。

幸いそのようなものにはお目にかからかったので一安心。
ただ、この後わたしは壇ノ浦古戦場へ行きたかった
のだけれど一旦あきらめて(やっぱり怖い)
源平合戦のことは去年までほぼ忘れていた。

noteを書き始めてふと源平合戦のことを思い出し
そろそろ、もう壇ノ浦に行っても大丈夫かな、と
今年の7月29日阪九フェリーで下関へと向かった。










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