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小倉競馬場のレースが難しすぎるので自分なりに調べてみた事

(2023年3月21日修正)2021年のデータを取得失敗していて、以前の集計は2022年夏以降のデータになっていました。訂正してお詫びいたします。今回、新たに2023年の小倉2回開催までのデータを追加して、再作成しました。


競馬を再開して2年以上経ちましたが、小倉競馬場の回収率は60%程と、トホホの成績です。ここを克服しなければ回収率も上がってこないと思うので、攻略法になりそうな傾向を自分なりに調べてみる事にしました。
データの集計は2021年〜23年1月15日 2月までの約2年と少々で取得しました。

私はレースの展開やトラックバイアスも読めないし、調教やパドックでの調子の見分けも出来ないので、手っ取り早く回収率上げる方法に騎手買いしか今のところ思いつかないので、過去データからここら辺に繋がりそうな何かを探ってみようと思います。

レースの種類と出走頭数

小倉競馬場では以下のような種類のレースが行われているので、この中で芝の2800m以上のレースを除いて「集計データ」として使いました。(これで障害レースが除かれているはずです。)

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

ココから下は、芝の2800m以上のデータを除いた小倉競馬場の集計データになります。
さらに強かった馬を調べるという観点で、集計には上位2頭、いわゆる連対馬(約1600頭)で集計しています。

基礎調査

レースの種類とレース数

まずはどんな距離のレースをやってるのかと言うと・・・
レース数はダート306レース、芝495レースでした。
ダート1700m、芝1200mが主レースとなっているようです。まずはココらへんが攻略ポイントでしょうかね・・・

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

牡馬・牝馬の割合

出走は牝馬のほうが極僅かに多いようですが、連対馬は牡馬が上回りました。
(左) 全出走馬の割合 (右)連対馬の割合

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

枠番による連対数

傾向としてはダート・芝ともより外側が良さそうですが、外側ほど1つの枠に2頭3頭入っているケースもあるので、そんなに差はないのかなって思いました。
強いて言えば4枠5枠の中枠が成績良いのかなって気がします。
でもなぜか2枠だけは連対は少なかったです。内に馬も居るし、外からも被されて鬼門の枠なんでしょうか・・・?

ダート

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

枠番による連対率

枠番による連対の割合も調べてみました。出走頭数による連対率の割合は特に特徴は無さそうな気がします。強いて言えば7枠がダートでは悪く、芝では良い成績なようです。

ダート

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

栗東と美浦での連対数

ここは圧倒的にに栗東管理馬の有利なコースのようです。勝ち数での集計も似たような差が出ました。

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

連対馬の前走コーナー通過順

連対した馬は「前走ではどの位置で競馬をしていたか?」ですが、分かりきったことかもですが、やはり先行馬が有利でした。でも逃げ馬よりは2番手を走っていた馬が良いみたいです。4番手より前に付けていた馬が狙いどころという感じですね。
(通過順「0」というのは「コーナーを通過しないレースだった」または「データなし」です。)

(左) 連対馬の前走3コーナーの通過順 (右)連対馬の前走4コーナーの通過順

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

3コーナーを通過する時には既に前に付けれる走力も重要かもしれませんね。自作のAI指数を計算する時も3コーナーの重要度は4コーナーの重要度より高くなっています。

馬体重別の連対数

小回りコースということで、大きい馬は少々割引が必要でしょうか。

ダート
どちらかと言うとダートの方は430〜520Kgまで許容範囲な感じですが、470Kg台が良い感じで、ココらへんを中心に正規分布に似た形です。

小倉競馬場2021年〜23年2月まで


芝は440〜490Kgまでが差がほとんど無く、良い成績を残しているようです。

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

前走の出走場所

連対した馬は前走にどこの競馬場で走っていたかですが、小倉が圧倒的でした。次に阪神・中京の栗東系。

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

前走との距離差

連対した時の、前走との距離差は、
同距離が圧倒的に良い結果を出していました。ここまで違うとは・・・。
次点で、距離を200m・100mの短縮組が良い結果を出しているようです。

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

騎手と調教師

騎手と調教師の、組み合わせでの連対数

騎手と調教師の同じ組み合わせでの集計になります。
組み合わせ合計が3回以上までで、以下は略しました。上位14%ほどの掲載です。意外に多かった。
ここはもっと極端な傾向が出るのかなって思ってましたが、意外な結果でした。お抱え騎手・勝負騎手の傾向がもっと出るのとか思ってました。

それでも上位の組み合わせでの出走は気にしてみようと思います。
角田調教師の管理馬で息子さん2人の成績も良いので、このコンビは要注意かもですね。

小倉競馬場2021年〜23年2月まで(連対数3以上を表示)

騎手の連対数

集計前の予想では浜中俊騎手が一番なのかなって思ってましたが、そうではなかったです(昨夏は北海道滞在だったからでしょうか)。
西村騎手が圧倒的小倉男ですね。
藤岡康騎手、それと乗ってきたら小倉リーディング騎手の松山騎手も注目してみようと思います。

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

騎手と調教師の組み合わせでは上位には来て無くても、勝ち星を重ねている中堅・ベテランの実力派も安定しているので、判断よく気をつけなきゃって思います。

2023年第1回, 2回開催 騎手成績
ここだけは
データ期間を開催毎に集計しています。

小倉第1回開催 2023年 騎手成績
小倉第2回開催 2023年 騎手成績

西村騎手、丹内騎手は相変わらずの好成績です。

調教師の連対数

小倉競馬場2021年〜23年2月まで

以上になります。
なかなか小倉を攻略するまでには行きませんが、こういうデータを取っ掛かりにレースを見ていこうと思います。

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