ポケカ旧裏は期待値が低いよ

実は期待されているほど人気がないのがポケカ旧裏の現実。

初期の高騰カードにはどれも共通して「思い出」と「憧れ」が値段に反映されています。古いカードの高騰で有名な遊戯王でさえ高騰しているカードはごく一部で、その大半がコレクターが幼少期に実際に使用していた又は喉から手が出るほど欲しかったプレイ需要のあるカードです。

しかし、ポケカには「思い出」や「憧れ」を刺激するカードが遊戯王と比べて圧倒的に少ないです。商品展開をして数年後には人気が低迷しユーザーが遊戯王とデュエマに奪われてしまったため、ポケカのカードゲームとしての思い出を強く持ってるコレクターが少なく、その人気低迷期はサンムーン登場まで続きました。結果、ポケカの旧裏にお金を積むコレクターが生まれにくい事態に陥っています。ポケカコレクターといっても遊戯王やデュエマと同時進行している人も多いですし、旧裏は後回しにされがちです。

端的に言えば、旧裏の多くのカードに「思い出」や「憧れ」を持ってる人が少ないから値段が上がりません。旧裏全体の値段の上昇も遊戯王初期バブルのような祭りを期待してカードを購入している層が圧倒的に多く、純粋な旧裏コレクターはかなり少数派です。現在のポケカコレクターの需要はサンムーン前後に展開されたポケモンやキャラクターに集中しています。最近のコレクターからしてみれば旧裏は全体的に思い出補正がないので「古い」「傷有り多い」「よく分からん」といったいった理由で選ばれにくいです。

結局のところ高騰している旧裏だってピカチュウやリザードンといった本当に最初期の人気ポケモンくらいで他はパッとしません。

しかしながら、好きなら買えばいいです。カードの価値は値段だけではないですし、コレクターの数だけ思い出や思い入れ、愛があるはずなので。

以上。