2次元オタクが3次元アイドルに落ちた話

2019年1月

まず大前提としてこのテキストはあくまで自己満足のために感情のまま書き殴ってるので、めっちゃ書き直してるし考えながら書いてるからまとまってない。とにかく言語化したい欲求を満たすためだけのもの。頭が悪い。

私は中学生の頃からゲームやアニメが大好きだ。特に最近は好きなアニメ、ゲームはもちろんのこと、かなり熱を注げるアイドルコンテンツや推し声優ができたので大学生になってバイトを始めたのをいいことに現場やら課金やらゲームソフトに注ぎ込んでいる。
メインで推しているコンテンツは本当にすごい(語彙力)。昨年は頭のおかしい規模(褒めてる)のライブを大成功させ、コンテンツの広がりを感じさせてくれた。上質な鬱ストーリーで今後も我々を殺しにかかってくれるだろう。私の推しは本当にかっこよくて楽しくて最高なのでよろしくな。

今はすっかりオタクだが、昔はロックバンド(それもポップス寄りでゴリゴリのロックではなかった)ばかり聴いておりアイドルなんて◯食らえって感じの少しとんがったどこにでもいる普通の子供だった。

そんな感じの人生を歩いていた私だったが、大学生になって3年も経つある日中学からの友人からあるアイドルを布教された。これが全ての始まりだった。。。
突然、私の前にやけにヘラヘラでニコニコの5歳児が現れたのだ。
彼の名前は出さないが、某事務所の某関西の某バラエティ系ユニットのセンターである。察してくれ。
彼のことは昔ドラマで見ていて存在は知っていたが、アイドルとしての姿どころか代表曲も知らなかった程度だ。なんでそのときに魅力に気づかなかったんだお前は。なんでそうなったかは覚えていないがライブの円盤を見せられ、それを借りていき自宅でも鑑賞した。

えっっっっっ楽しい!!!!!!!何これ!!!!!!!

いやこの時点では正確には楽しそう、なのだが本当にみんなが楽しそうだった。
アイドルとしての姿を知らなかったのも大きいが、とにかく衝撃だった。えっえっコント?パラパラ??被り物???(((困惑)))
先述のアイドルコンテンツのライブではキラキラしてたりかっこよかったりするアイドルとして振る舞い、歌って踊る声優陣とキャラを意識した素晴らしい演出を目の当たりにして人生が変わるほど衝撃を受けたのだが、それと並ぶぐらいだった。
えっアイドルってこんなことするの?めっちゃ楽しそうやん??何この振り付け?かっこよくない???えっっこの人こんな表情するの????えっこの人声は好みじゃないけど顔はいいのにこんなキャラだったの?????めちゃくちゃいい曲じゃんこれ作ったの誰えっっメンバー??????わーーなんかいっぱい出てきたえっジュニアってこんなにいるものなんですか???????

次々に個人のキャラがわかってきていく紹介ラップ、みんなで踊るパラパラタイム、なんかめっちゃかっこいい曲からのトンチキソング…
気づけば夢中になってリピートしてた

まあこうなると当然会いたくなるし体感したくなるよね。

ってことで1月5日、布教してくれた友人と彼らのライブに行ってきました。
ドキドキしながら入場口で座席を見ると...センター席...
横浜アリーナだったのでつまりは床です。しかもセンステを肉眼できちんと拝める距離のブロック。
思わず友人と「センターやん!!!」と顔を見合わせて大爆笑しました。
実際めちゃくちゃ近くてステージも見えるしトロッコの通り道らしき道が近くにあったしですでに大興奮状態。

映像演出ののち、開演。
うわーーーいる!!!遠いけど!!!いる!!!やばい!!!ぎゃーーーーーーー!!!
推しを目の前にすると雄ゴリラになるのでめっちゃ叫んでた。気がする。正直あまり記憶がないんですなあ
最初の方からセンステにメンバー走ってくるのはわかってたけど実際来た時はうわうわ来る来る来るって言ってたと思う。正直あまり記ry)

あくまで私個人の意見だけどロックバンドのライブでは音源や円盤通りの演奏ではなく、どちらかというとセットリスト、アドリブのパートやみんながどう盛り上がるのかというのを楽しみに見ていた気がする。この書き方だと誤解されそうだけど別に暴れに行ってる勢ではなくちゃんとそのバンドの音楽が好きなんですよ...。
明確に演者側から提示される盛り上がり方があるケースは比較的少なく、今でも好きなバンドのライブでは、ボーカルが「とにかく自由に楽しんでってくださいよろしくぅ」と言うのが定番だ。だから周りを気にせず好きな曲が来たらうおーって叫んだり体を揺らしたりするのがとっても好き。
前述の2次元コンテンツのライブも、モデルがなかったからこそ楽しかった一幕(例:跳んで!って言われたけどどのタイミングで跳べばいいのかわからず4万人が困惑する)もあり、私は予想外のことに驚いてそれに浸るのが好きなのかなあと今気づいた。

でも今回は振り付け動画とか過去のライブでの掛け声の場所とか全体的な構成のモデルがあったおかげで、あ、あの演出が生で...!?ワクワク...!って感じのスタンスで行った。その通りのものが出てきてもそれはそれで楽しいものだと気づいた。
まあド新規だし、振り付けとかはわかっても昔の曲に関してのエピソードとか細かく知ってるわけでもないから疎外感や初めての驚きももちろんあった。周り美女ばっかりだし。うちわ作ってなかったし。

コントパートは推しがいじられ倒されてて顔の筋肉が死んだ。
とにかくメンバー全員が楽しんでいるのが伝わってきた、それを楽しんで見てるファンたちがいるのにも気づけてまた楽しい。
あと相方が末っ子メンバーにファンサを食らった。私もついでに目線をもらった。
誰がなんと言おうともらった。直後相方と顔を見合わせて目をかっ開いたのめちゃくちゃ覚えてる。びっくりしたしそんなこと現実にあるのか...と信じられなかった。
今回の演出はメンバーが監修したと聞いたが、すごくよかった。コンセプト的に統一感はなかったけど、それをまとめあげる力のようなものがあったと思う。アイドルの力に驚かされた。


ここまでが2019年1月に書いてたもの。文章がひどいな。語彙力なさすぎでしょ
前半がライブレポになってしまっているので、ここからは自分が思うことを書きたい。

1年強経って、もちろん今でもそのグループを追っている。
2次元と3次元で最も異なる点は「歳を取るか否か」だと思っている。
私は先日2次元の推しと同い歳になった。一方、3次元の推しとの年齢差は永遠に変わることはない。
ただ重要なのはそこではなくて、3次元には必ず老いや成長があるということだ。

2次元の人物も物語上で様々なことを経験して成長する。でも私の推しは歳を取ることがない。彼の姿形は変わらない。つまり彼がこちらの世間から求められるものも大きくは変化しない。
一方3次元の推しは私が彼を知ってから大きく変化している。
歳をとって、髪を切ったり伸ばしたりして、少し大人びたり。
ドラマの役柄も幅が広がった。ピュアな高校生から会社員、若手刑事、お笑い芸人の役に移り変わっている。
言い方は悪いが、老いているのにその才能は広がって育っている。

私はどうしても年齢のバイアスというのを振り払うことができない。人生の時間は限られているし、年齢は残り時間を表す最も正確な数値だと思うから。
でもその分、年齢にとらわれずに自分のスタイルを貫こう!と叫ぶ人のことをすごい!楽しそう!と思う。もちろん誰かに余計な迷惑をかけていなければ、の話だが。
25歳にもなって高校生はちょっときついでしょwとか、この歳になったらそんな服はふさわしくないよねwと嘲笑している人にはなりたくない。というよりそれは私のスタンスではない。
だから歳を取ってもデビュー当時と変わらずわちゃわちゃ馬鹿騒ぎしてる彼を見ると、それだけですごいと思う。
現実に生きているだけで1つ2次元に対するアドバンテージがついているように私には見えた。

2次元の推しは素晴らしい。顔がいい。熱い男。仲間のために全力で怒れる人。そして影の努力を思い起こさせるだけのシナリオが存在している。大好きだ。
でも3次元の推しも素晴らしい。いたずらっ子。ピアノも作曲もできる3歳児。でも馬鹿騒ぎを続けるために、きっと懸命に努力して生きていらっしゃる。
私なんぞが推し量って勝手に納得しているだけだけど、それでも彼らの才能や努力に対して、私は今日も感謝の印として諭吉を贈りたい。
ありがとう、推したち。大好きです。


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