【Xマッチ】ミラーマッチングの是正方法について
ご挨拶
こんにちは、しあんです。今回は前回と毛色を変え、ミラーマッチングの是正方法について考えます。
ミラーマッチングとは
そもそもミラーマッチングとは、Xマッチで採用されているマッチングシステムです。運営が全武器をグループ毎に分け、自軍と敵軍でグループ内の武器が対になるようにマッチングが組まれます。
上の図は、さぼて~ん様(@sabot33n)が作成したミラーマッチング表です。主に射程と武器種で分けられていることがよく分かりますね。尚、マイナーチェンジ武器は派生元の武器と同じグループに分類されるため、マイナーチェンジ武器が存在する武器は便宜上「〇〇系統」とまとめさせていただきます。
ひとつ例を挙げてみると、僕の持ち武器であるヒッセン系統は、Xマッチでは相手に必ずスクスロ、バケツ系統、ノヴァ系統、ホッブラ、クラブラのいずれかが相手に来るという訳です。
ミラーマッチ問題
僕が使っているヒッセン系統は、スクスロを相手にするのが非常に苦手です。そして、ヒッセン系統とスクスロは同じグループに入っています。つまり、ヒッセン系統を持ってXマッチに行くと、非常に苦手なスクスロを相手に引き寄せてしまう訳です。
このように、グループ内で武器に格差が出来てしまうことが問題となっているのです。これは、ミラーマッチ問題と呼ばれています。
解決策の模索
現在、この問題の是正方法は多くのスプラ有識者が考えていますが、明確かつ根本的な解決策は現在見つかっていません。しかし、有効な方法はいくつか提唱されているため、僕の考えも含めてここに書き記したいと思います。
提唱されている解決策案
・武器の調整
ここまで読んで、この方法を思い付いた方も多く居るでしょう。実際、この方法は多くの有識者が唱えている方法です。主に二つの種類があります。
1.上方修正
これは、グループ内で弱いとされている武器を強くする、という方法です。メリットは、武器が強くなるため使用者が増えることです。デメリットは、調整ミスを引き起こすと一気に環境が崩壊したり、グループ内では弱くても環境的には有利な武器だったものが一気に手が付けられなくなってしまうリスクを持っていることです。
2.下方修正
これは、先ほどの上方修正と真逆の方法です。メリットデメリットも真逆になります。
・グループの改善
グループの改善も、多くの有識者が提唱する方法です。グループを組み替え直すにも、主に二つの方法があります。
1.強さが同じくらいの武器でグループにする
これは、グループ内での強さを同じくらいする、というものです。グループの改善の意見で大半を占めるもので、待ち望まれているものでもあります。しかし、強さの基準は非常に曖昧であり、時間がかかってしまうことは自明です。これに関しては、何度か組み直しを行う、いわゆる急がば回れな方法が最も早い方法だと僕は思っています。しかし、プレイヤーの混乱を招く恐れもあるため、運営がミラーマッチを行っていることを公言した上で、アップデートでどのように組み直したのかを明確に説明する必要もありそうです。
2.グループ内で巴状態にする
これは、端的に言えばじゃんけん方式です。これは、僕が考える中で思い付いたものですが、既出かどうかの調査は行えていません。それは一旦置いておきまして、これは例を出した方が早いと思いますので、例を出して解説します。グループ内に、「ボールドマーカー」と「リッター4K」と「ヴァリアブルローラー」が居るとします。「リッター4K」は「ヴァリアブルローラー」に有利が取れます。「ヴァリアブルローラー」は「ボールドマーカー」に有利が取れます。「ボールドマーカー」は「リッター4K」に有利が取れます(有利が取れる、という表現が正しいかは定かではありませんが、リッターを持ったときに自陣でうろちょろするボールドは厄介でしょう)。このように、各武器を環状に並べ立て、片隣の武器に有利、もう片隣の武器に不利になるようにグループを組むものです。このような組み合わせであるため、巴グループとでも呼んでおきましょう。説明が長くなりましたが、このグループ分けのメリットは、不人気武器が強武器のメタになれて且つ、グループ内で不安が生まれずらい点です。しかし、デメリットはこれらを満たす巴グループの組成が難しすぎる点です。又、武器の調整も併せて必要なため、労力が大きい点も難点です。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。散々代替案を提出しておいてなんですが、バンカラマッチのマッチングシステムと比較すると現在のXマッチのマッチシステムは革新的です。ヒッセン使いの僕からすると、味方にリッターが二枚来たり、相手にしか後衛が居ない時の絶望感を味わうよりかは、相手にまだなんとかなるスクスロが来てくれた方がマシです。マッチングシステムというのは非常に設定が難しく、オンライン対戦ゲームの宿命ともいえます。だからこそ、我々は運営がより良いシステムを組成するための手助けをすべきでしょう。皆様の考える機会となれたら幸いです。
2023年3月19日(日) しあん
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