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【スプラ3】ジャイロオフ勢におすすめな武器をまとめてみた

ご挨拶

 こんにちは、しあんです。今回はジャイロオフ勢(以下非ジャイロ勢、スティック勢の表記揺れあり)に向けた、おすすめの武器の紹介をさせて頂きます。
 私自身、初代スプラトゥーンから3000時間以上ジャイロ機能を切ってスプラトゥーンをしています。あらゆる武器を使い、この武器はこのような特徴があるから非ジャイロだと難しいな、といった理論的な分析をしてきましたので、その粋をここにまとめようと思います。

Tier表・評価

Tier表

 上図がTier表です。扱いやすさと強さの最大値で評価しており、基本的には扱いやすさを優先して作成しています。上半分がおすすめ武器、下半分はおすすめしづらい武器で、この表にないものはどちらとも言えないものです。これから各武器を解説していきます。

「Tier X」 高水準の使用難易度と武器パワー

ヒッセン

言わずと知れたスティック勢の強い味方です。三方向へのインク発射によるガバエイム救済には、多くのプレイヤーが救われてきました。今作では開幕こそ難儀なサブスペ、スクスロの著しい台頭で息苦しい状態でしたが、現在はスクスロの失脚と、無印はまだまだ強いジェッパ、ヒューは万能で対物が強いタンサンボムと環境のエナスタと恵まれています。

ドライブワイパー

こちらはヒッセンと異なり少し変わったチョイスと感じる方も多いでしょう。しかし、ドライブワイパーは現在着々と立場を上げており、かつスティック勢にも優しい横方向に広い横振りを持っています。縦振りは難しいですが、扱い続ければ横振り、確1の一刀両断と合わせて圧倒的な力を発揮します。またヒッセン同様、無印もデコもサブスペに恵まれている点も素晴らしく、最大値ではヒッセンをも凌駕する力を秘めている点も魅力でしょう。

エクスプロッシャー

こちらはスティック勢向けの武器としては珍しく射程が長いもので、かつ爆発する弾を発射するため距離さえ取れれば一方的な展開が期待できる点を高く評価しました。しかし使用難易度が高く、慣れが必要な点には留意しましょう。余談ですが、この武器サブにラインマーカーが付いたらドライブワイパーやヒッセンを超える存在になることも考えられるため、次回のアップデートには期待が寄せられます。

ヴァリアブルローラー

こちらはドライブワイパーやエクスプロッシャーよりかは難易度が低いため、ヒッセンと並んで入門におすすめです。近中遠全てに対応でき、エイムの難易度もそこまでではありません。ただ器用貧乏になりやすいため、今の自分の役割を把握することは常に意識しましょう。

「Tier S+」 圧倒的な扱いやすさ

ブラスター各種

ブラスターはまとめて紹介します。それぞれある程度の大きさの爆発弾を放つもので、スティック勢の使いやすさに定評があります。また、武器パワーも決して低い訳ではなく、実際僕が2で初めてXに到達した際に握っていたのはノヴァブラスターでした。ここに入っていないロング・ラピエリ・Sブラは使用難易度が尋常ではないことから除外しました。ラピエリは良い線だったのですが、他武器との乖離から省かれました。

ローラー・フデ各種

使用難易度、武器パワーの観点からヴァリアブルとは一線を画す形となりました。この辺りもスティック勢の入門には良く使われる馴染み深い武器達です。

スクリュースロッシャー

判定バカデカ洗濯機ことスクスロは、少し前なら間違いなくTierXに入っていましたが、度重なる弱体化により使用難易度の高さを補い切れなくなり、TierS+となりました。しかし、未だに一定の強さは持ち合わせているため、おすすめできる武器となっています。

ここからはおすすめしづらい武器達です。

「Tier C」 圧倒的な難易度の壁

マニューバー各種

スティック勢の特徴として、ABXYのいずれかと視点移動が同時に行えないというものがあります。マニューバーのスライドにはBボタンが必要なので、Bを押した瞬間に瞬時にスティックに指をおいて視点を合わせる必要があり、この操作はかなり敷居が高いものとなっています。TierCのマニューバーはまだマシですが、TierDではこれが致命傷になってきます。

チャージャー・スピナー各種

ここでの問題は皆さんご存知エイムの難しさで、スティックのみでのビタエイムの難易度はかなりのものです。親指の僅かな感覚で試合が決まってしまい、またその日の調子や自分ではどうしようもない気温や湿度にも左右されることが、圧倒的な高難易度を生んでいます。また、ドラッグショットが一定の角度を過ぎると不可能になるため、突如後ろから現れた敵をかっこよくドラッグ…なんてことは不可能です。僕は感度+4.0~+4.5でプレイしていますがそれでも視点移動が遅くてドラッグショットができないのです。もし仮にこれらを持つなら、「絶対に近づかれるな」と心に刻んでおきましょう。

「Tier D」 人類にそれはまだ早すぎる領域

クアッドホッパー

ここまで来るともはや"不可能"の域に突入してきます。クアッドホッパーは、スライド中に前にインクが出る珍しいマニューバーですが、これすなわち「スライド中にエイムを合わせる」ことが絶対条件となります。これはもはや物理的に不可能で、それこそモンハン持ち等の特殊な持ち方をするか、ボタン割り当てを変えないとなりません。そもそもクアッドホッパーはスプラトゥーンのプロゲーマーが「クアッドホッパーだけは使えない」と言い放つほどの難易度を誇っており、簡単に握れる品ではないことは必ず覚えておきましょう。

デュアルスイーパー

デュアルスイーパーもクアッドホッパーのように不可能を求めて来る武器です。デュアルスイーパーの必須テクニック「ジャンプキャンセル」は当然Bボタンを用いた複雑な操作が必要で、その最中にエイムを合わせなければなりませんから、これまた"不可能"です。唯一救える点は、一定度のレベルまでならジャンプキャンセルなしでもなんとかなる点ですが、ジャンプキャンセルが無くなったところでTierCのマニューバーと変わらないことは覚えておきましょう。

オーバーフロッシャー 

オーバーフロッシャーはもはやスティック勢かどうか関係なく難易度がバグっており、「風呂でXP高い人間は全員変態」と呼ばれる程。もはや時間を溶かすことを使用前に覚悟する必要があると言えるでしょう。これに加えて、スティック勢は曲射が難しいという特徴がありますが、風呂はブロックの裏を曲射で狙う場面も多いため、ただでさえバグレベルの難しさに拍車をかけています。

リッター4K・4Kスコープ

スティック勢が使わない武器ランキングではおそらく堂々2トップ、リッター種です。TierCの時に述べたスティック勢の「不安定さ」ですが、リッターには数段増してこれが許されません。大袈裟ではなく、人知を超えて悟りを開いた者のみがスティック勢でリッターを使えると言えるでしょう。余談ですが、私は2の頃この悟りを開こうとリッターを持っていた時期がありましたが、やはり私には不可能だと気付いたためやめてしまいました。スプラトゥーンを知りすぎてつまらないスティック勢の方には、是非この武器で悟りを開いて頂きたく思います。

 いかがでしたでしょうか。おすすめの武器には意外なものがあった方も多いかと思われますが、おすすめしづらい方は「やっぱりか」と思った方も多いでしょう。
 しかし世の中恐ろしいもので、スプラ2ではジャイロオフでXP2800に到達している人、X帯の最上位でチャージャーも持っている人なども私は見かけています。彼らは己がハンデを感じさせないような活躍をしています。そのような方々を見ていると、「私もまだ頑張れそうだ」と勇気をもらいますし、まだ限界に到達していないと理解します。
 そして、このようなTier表を作っておいてなんですが、スティック勢でも好きな武器を持って楽しむことが最も重要なことです。その最中に、もしかしたら私が今回触れた「人類にはまだ早すぎる領域」を切り拓くかもしれませんしね。

ジャイロオフ勢の皆様の健闘を祈ります。

2023年8月3日(木) しあん

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