JBCFの取り組み

前回の更新から3週間弱空いたよね。
やっぱり継続してる人はすごい。

この間、引っ越しの家決めたり家族がインフルエンザになったり、会社がコロナで大変だったり、婆ちゃんと子供会わせたりと色々あったけどなんとか乗り切った…。

体重が8kg増えたのは内緒だよ🤫

さて…。
前回は3分以上の坂はあまり練習しません!!
みたいな話で終わりましたね。
採金2023年のJBCFカレンダーが更新されたので、そこを見ながら話しましょう。

初戦の鹿児島や静岡はコースがわからないので割愛しますが、その他のロードレースに絞って、コースで重要になるポイントと時間を話していきます。

○播磨中央公園ロードレース
長い登りは1分程度です。大体7倍程度です。
播磨中央公園は登りも大事ですが、途中のテクニカルなコーナーで縦伸びになる方が重要です。
中切れもあるので前にいなければなりません。

○弥彦ロードレース
ここは登りよりも平坦部分の横風をいなすためのエシュロンや、テクニカルな降りを安全に走行するテクニックがいります。
登りは1分30秒程と1分程と短いです。両方6.5倍程度でした。
1番強度があがった時で、集団は両方7.5倍程度でした。


○東日本ロードクラシック(群馬csc)
順周りであれば有名な心臓破りの坂があります。
これも1分低度。大体7倍。
写真は前にブリッジをかけたときなので、8倍以上出てますが、最終周回以外でここまで頑張ることは稀です。


 

中盤などは5.5〜6倍に落ち着きます。その手前に小さな丘が3回もありますが、そこも6倍以下で流れますし、間で休めます。

逆回りの場合は登りが長くなります。
ですが、緩斜面や平坦を交えながら30秒程の丘を5回登るので、途中で休めます。

群馬はどちらかというと降りの処理が重要です。
サーキットコースはリズムをつかめるか否かで脚の残り具合が変わります。

○石川ロードレース
登りや降り、平坦等起伏に富んだコースです。
30秒〜1分半程度の急坂が連続で出てくる区間があります。5.5〜7倍で越えていくイメージです。

ゴール前の登りが8分程度あります。
セグメントは10分ありますが、実際に登りの勝負どころは後半を除いた8分程度です。


この坂は勾配が緩い区間や平坦区間もありドラフティングが効きます。
実際には1分はペースで。3分頑張り1分休む。そこから3分頑張る感じです。

○古殿ロードレース
ここはね…。
登りのレースですね。
一本目の登りで全走者と絡んで落車してしまったのでなんとも言えないのですが…10分以上は登ります。
その後1分や2分の登りもありますし、何より降りが凄まじい😇物凄くテクニカル。雨なら出たくなくなるほどなので必ず試走してくださいね。

○南魚沼ロードレース
登り自体はここも長いです。セグメントで言えば5分程度ですね。

大体5.5倍。ですが、第2コーナーまでの30秒はほぼ平坦です。5コーナーから補給ゾーンになり、そこを超えれば緩斜面が1分程続きますが休めます。そこから2分程度登ります。

今年は広島がありませんが、広島があったとしたら…

○広島森林公園
有名な3段坂。
ここも5分程度なのですが、30秒登り。30秒緩斜面。30秒登り。30秒緩斜面。10秒登り。50秒平坦。1分登りのイメージ。
緩斜面と平坦は走り方を工夫すれば休めます。

ということで、ここまででもわかる通りJBCFのロードレースには長い登りが、ほぼ存在しません。

今年の全日本は広島で新城選手が優勝しました。
新城選手は広島の3段坂を分割して捉えることなく、麓から一本の坂で捉えています。
日本の選手は、そこに対応できていないとインタビューで答えておられたと記憶しています。

JPROでもそうなので、エリートでは広島の登りを麓から全開で上げるような展開は稀です。

逆に言うと逃げる自信があるならば麓から上げるのもありですが。
この話は脚質にも左右されます。逃げや登りが得意な方は相手を休ませないように、登りの全行程を高強度で引き切るのもありだと思います。

しかし、ロードレースはその坂一本では終わりません。

登り、降り、平坦を何度も何度も乗り越えて、最後のゴールラインに1cmでも先に飛び込めば勝つ競技です。

僕は少人数でのスプリントが1番望ましい展開です。
そこに辿り着くには、自分から登りを引き切る能力はあまり必要とはしません。

それよりも、スプリントや逃げへのブリッジ等の本当に大事な場面で力を発揮し、そこまでいかに脚を残せるかを第一に考えています。

いかに脚を残すかについての細かいことは、これからアップ予定のACTIVIKEさんのインタビュー記事に記載されてるので読んでみてくださいね。


https://activike.com/2022/12/24/activike_racer_tatsuya_ikekawa/


色々書きましたが、大事なのは「どう走りたいか。どう勝ちたいか。」だと思います。 


序盤から逃げるのか。
逃げにブリッジするのか。
スプリントなのか、独走なのか。

このイメージがあれば、どんな練習をどれだけしなければならないかも見えてくると思います。

自分の強みを見つけて、その強みをいつ使うのか。
こんなことを考えながらレースのイメージを高めてみてください。

今回はこんなところで。

因みに今日は2022年12月24日のクリスマスイブです。

今日は朝からハーフエベレスティング。


その後ケンタッキー取りに行って、不動産屋で家の説明聞いて、買い出しして、ケーキ取りに行って、サラダとローストビーフ作った。

家族を呼びに行くと、子供からお父さんは来ないでと言われて、今は一人で飲んでいます。

手作りローストビーフめっちゃ美味しくできたんだ…………誰か褒めて。

めりーくるしみます。




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