トラに食われる人間やトンボと戦うお会い狼と赤いワンピースの女性など

画像1 汚さや醜さとは何だろうか?写実的な絵画なら誰でも分かる。平和な気分だろう。ピカソを初めて見たのは絵具のおまけについていた小さな女性の極彩色のものだった。ひどいショックを受け、これが絵かよ、と思ったものだ。新しい何ものかを探すとき、気持ちの悪いものが出来上がる。それを美術史の中に位置づけ、理解し、しまいには感動する能力を身に付けるのが教養である。そっくり以外認めない方々は「教養がない」に尽きる。従って教養のない僕の家族は僕の絵を一切認めない。まあ良いや。

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