元気者たちの累積の世界について

画像1 NHKスペシャル坂本龍一の最期の日々のドキュメンタリーを見た。究極の個人情報が公開されてしまっている、という嫌な感じと、死に関する感情や考えを、一般的な人間に見せてくれたという教育的側面があるように感じた。詳細な日記や映像がリアリティを高める。自宅の庭に出されたピアノが雨風にさらされて朽ちていく姿が、心をさらしているようで悲しい。酸素吸入器をつけながらおどける表情が悲しいし、愛おしい。最期まで利他を考えた方だったのだろうと思えた。ご冥福をお祈りいたします。

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