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2年間のありがとう

夫からの婚姻費用が止まっても
平然と生きてる今というのは、
確実に福祉に守られているからです。

「奇跡の精神1級」

…ってうちの主治医が言ったんだけど
昨年、精神障害者保健福祉手帳の1級が
認定され、2年間は申立てしない限り1級。

精神障害は人によっては
「3級ならデメリットしかない」と
揶揄されるほど(私はそう思わないけど)
1級と3級では福祉の手厚さが違う。

離婚協議中で摂食障害、睡眠障害、感覚過敏を
抱える私にとって、「今すぐ」最低限度の
生活を維持する程稼げるほど働くのは難しい。

その中で
・医療費が全額免除されている
・運転できるようになって買出しにいけるようになり、ガソリン代もガソリン券というのでタダ。
・なんなら私の最大のパートナー🐶とのレジャーにもってこいの国立公園や都立公園の入場料や駐車場も無料...

家は若い頃に買い、ローンがないのが幸いし
家賃に比べたら屁でもない固定資産税のみ。
夏に火災保険更新だけど14,000円...やす‼️

家賃ない+福祉のおかげで
「2年は安泰。流石に
  2年以内には離婚してるでしょ。」
とか思うと、2年後に向けて
どーやって🐶を食わすか👈そこか
どーやって障害と折り合いつけながら
ライフワークを得るか。

そこから逆算してお勉強が始まりました。
勉強は「贅沢品」です。
この与えられた2年のギフトがなきゃ
とてもじゃないけど、勉強どころじゃなかった。

とにかく働かなきゃって焦って社会に出れば
セルフマネジメント出来ず→鬱をぶり返し
その先は悪循環の負のループだったと思う。
そうしたら私も🐶も共倒れ。

そんな「10年後のドア」を開けない為に
ひたすらお勉強とおう至高の贅沢に情熱が湧くのです。

家を買い、高級車に乗り、
毎週末都内のクラブに出入りして遊んで
季節ごとに表参道で両手いっぱいの
ショッパーを抱え、気楽にビジネスクラスで
海外に行く私は「無」だった。

なのに今は、野花を摘んで飾って喜んで
算数やって○付けて喜んでる
無職で、無収入の私は「豊か」なの。

変だけど、これ、2年間の猶予のおかげです。
社会に謙虚に感謝する毎日。
そんな風に思える40代ドアが開けて本当に良かった。

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