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大学受験

 私の大学受験の話をしてみようと思う。

 今思うと、大学受験はそこまで大きなイベントではなかった。あまり苦労はせずに、某サイトによると偏差値60台の国立大学の理系学部に進学してしまった。

 高校3年生になろうとした頃、急に変なウイルスが流行って学校が休みになった。これが私にとってプラスに働くことになる。

 休みになったとき、自分の高校卒業後の進路を決めなければいけないことに気づいた。そこで、大学に進学しようと思い、調べたところ進路はすぐに決まった。部活が強くそれなりに名のある国立大学。選択肢は1つしかなかった。

 進路が決まったので、受験勉強を休みの間に終わらせようと思った。まずは、過去問を解き、自分の現在地を知ってから、足りないところを補っていった。そこまで、高いレベルで勉強をしているわけではない高校だったので、全国大会に出るために部活ばっかりしていた自分にとっては、受験に使う範囲の勉強も全然終わっていなかった。

 全国大会に出たいし、受験にそんなに時間はかけられないと思った自分は科目を絞ることにした。理系学類の受験だったが、覚えることが多い化学、点数が安定しない上につまらない国語の勉強をやめた。実際に、共通テストの国語は120/200,化学は67/100。2次試験では、化学は37/250しか取っていない。それでも、数学、物理、英語で95%以上取れたら国立大学とは言っても受かるものだ。

 自分は、偏った受験勉強をして学校に行かなくてよくなった数ヶ月で受験勉強を終わらせて、あとは、部活に集中することができた。

 大学入学後にも色んな影響を及ぼしてきたあのウイルスには、感謝の気持ちもある。

 特殊な大学受験をしたので参考にならなくて申し訳ないです。1年生のうちから大学を意識して勉強を頑張っている人は素晴らしいと思います。本当に、そういう人が大学入学後も強いです。私は、そんなにこだわりがなければ、頑張って勉強して、やっとの思いでたどり着ける場所を目指せばいいのではないかと思う。そういった経験が自分の価値を上げてくれて、いつか将来どこかで、役に立つ日が来ると感じています。受験勉強は、素敵な経験です。受験生の皆様、試験日まで前向きに頑張ってください。受験生は、最高にかっこいいです。

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