産後入院中、副耳のことを知る

2020年コロナ禍に私は末っ子を出産した。
その前の出産は夫も立会い出産ができ、祖父母も面会に来て、忙しい入院生活だった。

今回はコロナの影響で立会い出産無し、面会も無し、前回に比べたらのんびりできてこれはこれでいいなと思って過ごした産後2日目。

子を預ける直前に耳のそばに小さいイボのようなものが1つあるのに私は気付いた。
新生児でしかもわが子、かわいいがたくさん詰まった存在。
こんなのあったんだ、かわいい、やさしくつんつんしてスキンシップしてた。

預けた子を迎えに行ったら、先生から話があると呼ばれた。
何のことか検討もつかなかった。

そこで先生から副耳のことを告げられる。
これは1000人に15人くらいある副耳と言うものだと。
切除もできるから紹介状も出せますと。

急に言われて心の中は大パニックだった。
産後で体のダメージはあるし、新生児のお世話で寝不足だし、産後メンタルにはなかなか強烈だった。

夫に連絡して相談。
その結果紹介状を退院の際にもらうことにした。

どの病院にかかるか、医療従事者の知人に相談した。

手術は全身麻酔でやる。
通院で何度も通わなければならない。

知人の意見としては子ども専門の病院を勧められた。
入院手術にあたり専門のノウハウがあるから。

相談の結果、車で30分ほどで通える大学病院を選んだ。
ここも十分な治療が受けられるとのことだった。
子ども専門の病院は私には遠すぎて通うとなると現実的ではなかった。

大学病院はもちろん混んでいる。
待つ時間の方が長い場所だ。
さすがに1人で0歳2ヶ月を連れて行くには大変かもしれないので、夫も休みを取って一緒に初診へ行くことにした。

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