司法試験合格発表前夜

はじめに

 こんばんは。

 今日は司法試験の合格発表(令和5年11月8日午後4時)の前日です(正確には日付けが変更されてから記事はアップされていますが、作成は前夜でした!)。
 今回の記事では、受験生の生々しい心境を吐露したいと思います。

緊張してる?

 一昨日(発表の3日前)くらいまではドキドキしていました。しかし、昨日や今日は、もはや平然としています。でもまあ、試験のことを考えると多少はドキドキしますよね笑

 わたしの友人の多くは、この数ヵ月間、割と平然としていた印象があります。それを見て「みんなメンタル強いなぁ」などと思っていました(どの口が言うか、と怒られそうですが😓)

 わたしは当初、おそれ多くも手応えを感じていました(アドレナリンが出ていました)。
 ところが、試験が終わってから友人の話を聞くたびに「ミスったなぁ」と痛感したり、「でももう答案出しちゃったし考えてもしょうがないよね」と開き直ってみたり、「いやでも流石に独禁法2週間しかちゃんと勉強してないのは準備不足か」と反省したり、「でも予備試験は何とかなったから…」と震えてみたり、ついには考えるのをやめて再現答案も作らず遊んでみたり。。と、まあこんな具合に、司法試験のことは忘れて数ヵ月楽しく過ごしていました。

合格発表前って勉強してた?

 当然していません。上述のようなマインドの人間がやるはずもなく。。「来年に向けて一応勉強してる」と言ってる友だちもいました。でもわたしはゆったり暮らしていました😇

 これは勉強と呼べるほどのものではないですが、友人に誘われて要件事実のゼミはゆるくやっていました。本当にゆるゆるでした。司法試験に関するものは何もしてないです。

前日や当日はどうやって過ごすの?

 前日(今日)は、いつもと変わらない日常でした。昨日紅葉を見に行った反動か、今日は疲れてよく寝ていました。強いて言うならば髪を切りました😊

 当日(明日)は、友人に誘われて午後4時に法務省に行くことになりました。今年は法務省での掲示板発表が復活するので、ぜひともみんなで喜びを分かち合いたいところです。

落ちたらつらい…

 当たり前のことですが、司法試験に合格できなかったらとてもつらい気がしています。理由はなんと3つもあります。

 まず何と言っても、「不合格」という事実を突きつけられることそれ自体がつらいと思います。学部4年、ロー2年と(一応)この時のために勉強してきたはずなのに、実力が足りていなかったわけですから、当然つらいてす。

 次に、合格率との関係です。
 わたしが通っていたロースクールの学生はみんなすごく優秀だったので、例年の傾向からすると、既修・1回目の受験で多くの人は合格してしまいます。もしかしたら、グループの中で自分以外みんな受かってるかもしれません。。「取り残された感」は大きく、みんなとの間にとても分厚い心の壁ができてしまうかもしれません。
 また、予備試験合格者というカテゴリでみると、、それはそれは残念な気持ちになってしまう気がします。わ、わわ、わたしはロー修了資格で受験しているので、あの96%の中には含まれません!!といつも言い逃れしています。

 最後に、現実的な実力の低下問題です。
 試験後から現在までの数ヵ月間、はっきり言ってまったく勉強をしていません。確実に実力が落ちています。もう遊んで暮らす体たらくな生活が骨の髄まで染み付いています。
 なのに、「明日からまた勉強しなさい」と急に言われても多分無理です。とてもしんどいです。法務省が発表している統計で、2回目以降の受験者の合格率が低下する理由がわかる気がしますね…

おわりに

 前日の夜に若干ネガティブな気持ちになりましたが、実は大丈夫だろうという気持ちが9割かそれ以上くらいあります。と、言い聞かせています笑

 失敗はたくさんあったけれど、それは他の受験生も同じだと思って、明日の午後4時を待ちたいと思います。

 最後に、座右の銘というほどのものではないですが、わたしの好きな心持ちを述べて、おしまいにしたいと思います。「なんやかんや耐える」

 それではおやすみなさい💤🌙

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