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世界が一変したメニエールとの出会い


その日は突然やってきた。

転職して1年半。
まだ新しい職場には馴染みきれず…
交代勤務は身体に合わずしんどい。
そして資格を取ったので新たな役割を任せられてほぼ自宅で持ち帰り仕事をしている。
コロナの影響もあって休みもない。
そして職場で合わない人がいる。
ストレスで少し前から眠れなくなった。

以前からストレスが強いとお皿が重なる音がすごく耳障りになる。
それも眠っていないから治らない。
最近、低い音が聞こえにくい気がする…
立ちくらみも前より増えた気がする。
顔色もなんか黄色い。

そんな日々を過ごしているなか、
車を降りたら世界が歪んだ。
いつもの立ちくらみとは違う。立ち上がれずしゃがみ込んだ。
しばらくすると動けるけど床はふわふわしている。
すぐにまた2回目、3回目の世界が歪んだ。
吐き気が酷く真っ直ぐは歩けない。

そのあとはもうトイレに行くだけでも
疲れて眠るぐらい、歩くだけで乗り物酔いがするぐらいの日々を過ごした。
それでも慢性的な人員不足の職場では休まず…
3日ほど休んで復帰して1週間勤務をこなした。
なぜ復帰したのかしこたま怒られ、
ドクターストップがかかり
2週間だけならと重い休職へ。
それでも人員の少ない土日は仕事をして週明けから休職した。
むしろ土日の勤務でやらないといけない溜まった仕事を全てこなしてめちゃくちゃ残業した。苦笑

これが私のメニエールとの出会いです。
今、振り返るとなんであそこで無茶をして復帰して働いたんだろう?と思うけれど
今が頑張りどきだからと
毎日自分に言い聞かせていました。

私が休みを決めたのは
実はドクターストップではなく、
いつものように今が頑張りどきだからと言い聞かせていたら流れてきた音楽。
「耐える事が未来の為だからと 
まぁそうだね 長い目で見ればそうかもしれないね あと150年生きるなら」

そう聞こえたときに150年生きないな…と思い決めました。
あのときback numberの「最深部」を聴かなければもしかしたら死んでたかも…と思います。
私の命の恩人はback numberです。笑



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