酒をやめてみる話

酒を飲むメリットとは何か考えてみた。味はうまい。

結論、飲んだあとが気持ち悪い。
次の日のパフォーマンスがやたら悪い。

デメリットとメリットを比較した場合、飲まなくていいのではない、ということになった。元も子もないのだが、酒は体調が悪くなる。40代半ばも過ぎ、15度以上の酒を飲むと次の日に残る。

しかも普通に残るにはいいのだが、体がだるくなる。

もうこれだったら飲まない方がいいんじゃないかと思った。

先週は平日は飲まず、休日だけ飲んだ。やはり次の日の調子が悪い。

今週は平日はなにも飲んでいない。起きた後が爽やかだ。もやもやした気持ち悪さ、不快感がない。

わざわざ金を出して気持ち悪くなるのは、どういうことか。もう無駄なんじゃないか。確かに酒は美味しいし、いいものである。だが毒と隣り合わせだ。

酒はドラッグとよくいうが、酒は安いドラッグだと思う。摂取すればするほど欲しくなる。これって結構やべー状況なんじゃねーかと思った。

たった一杯のつもりが飲みすぎてグデングデンになってしまう。アル中ではないと思うが、メリットが感じられなくなってきた。飲むのが面倒くさくなってきたというか。

数年前に3ヶ月ほどやめたことがある。好調であった。なぜやめたかは、その時も飲みすぎたからである。飲みすぎて体調が悪くなった。金を出してなぜ体調が悪くなるのか。理解出来る原因がない。

このパターン。酒をやめる→ちょっとずつ飲み始める→飲みすぎる 体調が悪くなる。その繰り返し。あほかと。

もうやめてもいいんじゃないかと思い始めてきた。体重も増えるし。 酒をやめた時は、体重がすごい減った。血圧も下がり正常値になった。逆を謂うと酒を飲むと体重が増えるし、血圧が上がるわけだ。これっていいことあるのだろうか。

ないように思える。

今のところメリットがないので、しばらくやめてみることにする。飲み会とかどうでもいい。好きでもねーし。みんなで騒ぎたい人は、どうぞご勝手にという感じ。

日本人は酒に価値を見出しすぎのように思える。誰彼と飲んだとか誰々さんがとか人間関係を重んじすぎるような気がする。それでなにか生まれるのかよ。なにも生み出せない人間が集まっているだけのように感じる。

20代ならいいけど40代50代になってもそれじゃねえ。何もない時間の付き合いをさせるつもりですか?お高いですよ、僕の時間。

これ決して酒を否定するわけではなく、長い間酒と付き合ってきたが、これまでかな、という感じである。ビール、ワイン、焼酎、ウィスキー、シングルモルトと色々飲んだ。どれもうまかった。

メリットとデメリットを比較した場合デメリットの方が大きくなってしまった。こういうつもりはなかったんだけど。

だから酒を飲む人を否定するわけでもなく、飲まない人に文句を言われる筋合いはないわけである。上に書いたように日本では酒が偉すぎるのでそのことについて心底腹が立つこと多い。もっと色々できるようになってから謂えと言いたい。(橋本治の「これも男の生きる道」を読んで欲しい。)

飲み会参加しないの~とか自由にさせろ。酒なんか誰でも飲めるし、おまけに集まるだけなんて猿でもできるだろ。

なんか周りからはだいぶ酒飲みと思われていていやなんだが、だるいんでとりあえず酒やめる。みんなでもうわいわいがやがや飲みたくない。おっさん連中うるさい。さらに言うとおばさん連中も。

そこまで人間に価値があると思わない。

というわけで、酒をやめてみる他愛ない話だ。書いていて、すげーどうでもいいことのように思えてきた。

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