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同居までの道のり~実家の片付けでゴミを10トン捨てた話①~


実家のゴミ屋敷化

転勤族だった我が家が、実家のある田舎にUターンをした6年前の話です。

夫の実家は大正9年に建てられた古民家で、当時のまま古い良さがそのまま残っている本当に素敵な建物だったので、いつかはここで住むのを楽しみに思っていました。

しかし、色々な事情で義両親は別居しており、義父が一人で住むようになってからは、どんどんモノが増えていました。
そして、せっかくの素敵な古民家は、ゴミ屋敷に・・・。
家の周りはこんな状態


日々の生活で出てくるゴミは捨てられることなく家の一部と化していました。

ネズミやゴキブリがチョロチョロしていたり、開いたままになっている玄関から当時義父が飼っていた柴犬が自由に出入りしていたり。

福岡から正月などに帰省した際は、そのような家の一室で寝るのはなかなかの勇気が必要でした。↓

修繕されないまま放置された屋根は雨漏りして、その下の畳も朽ちて床に穴が開き、また、外に生えている木の枝が隙間から家に入り、廊下には葉っぱが散乱していました。


和室では、家具が倒れたまま放置。

すべての部屋には、代々のご先祖様からのモノ、モノ、モノ、、、。

どの部屋もモノが散乱している上に、部屋数が尋常じゃありません。
母屋をぐるっと囲むように、家や物置が配置されていて、ちょっとした城? と思うような広さ。

平屋の母屋
二階建てのはなれ 2棟
蔵 2か所
物置 3か所
味噌部屋 1部屋

家の全体図

せっかく歴史ある立派な家なのに、片付けて修繕しなければいよいよ朽ちて住めなくなりそうでした。
そして、何年も検討していたリフォームをいよいよ決意!!
広すぎても管理が大変なので、母屋と蔵1つを残し、あとはすべて解体することにしました。

業者に頼まず、自力での片付け

片付けは業者に頼むこともできたのですが、量が量なのでかなりの金額になると思い、自分たちで片付けることにしました。

すべての建物の物を空っぽにして、義父も一時的に引っ越しをしなければなりません。
片付けが出来る期間は約6か月。
計画的に取り組みました。


準備したもの

  1. 大量の段ボールをホームセンターやスーパー等で手に入れる
    各店舗で段ボールが回収される日が決まっているので、その前日に取りに行くと確実にもらうことができました。複数のお店に何度も通い、おそらく200箱以上使ったと思います。
    片付けの途中で段ボールが足りなくなり、片付けが止まるのは皆の勢いがなくなるのでどうしても避けたいところ。あとで捨てる分にも、多めに集めておく。色んな大きさがある方が使いやすかったです。

  2. ホームセンターで片付けに必要な物を購入する
    ・ガムテープ…これも足りなくなり、何回も買い足しにいきました。20個くらい使ったかも。
    ・厚手の手袋…重いものを持ちやすく、片付け中にも手を汚したり傷つけなくていいからすごく便利でした
    ・使い捨て手袋…手袋の上にさらに濡れたものを持つときなどに使用
    ・紐…本を絡むためのもの
    ・ガラ袋(特大サイズ)…特に衣類を入れるのに大助かり。燃えるゴミの施設にもっていくときに便利
    ・90リットルの大きなビニール袋…基本洋服以外の燃えるゴミはこの袋の中にポイポイ入れていきました。燃えないゴミ等は段ボール行きです。


手配したこと

  • 大片付けの日程調整
    平日に片付けが出来る場合は良いのですが、日曜でもゴミ回収しているのは今住んでいる自治体では月1回しかなかったので、そこに合わせて片付けに参加する人の日程調整を行いました→つばき家の場合は、夫の兄、弟、友達、何でも屋さん(有料)。大片付けは何度も行ったので、その時に来れる人が集まって行いました。

  • レンタカーの予約
    片づけの日程が決まったら、ゴミ処理場までゴミを運ぶ為の2トントラックの手配をしました。
    台数が限られているので、早めの予約がおすすめです。

  • 飛行機の予約
    遠方に住んでいる義弟の飛行機の予約をしました。使う予定のない夫のマイルがたくさん貯まっていたので、それを使用しました。



次は具体的な片付けのお話です。
それではまた~(*^^*)

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