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今月のやじー②(22年9月版)

 私の記事の中で、最も書き方の塩梅が難しいシリーズです。
 今月もやじーの活動を振り返ってみましょう。


これまでのやじー

 7月に本気でMリーガーを目指すことを決意表明したやじー。

 雀魂で魂天を目指す配信もするとのこと。この決意表明に違和感がありまくりだったわたしはすかさずそれについて記事を書きました。

 そして先月は、いろいろあったけど配信は行わず
 「退職前だったから忙しかったのだろう」そう信じてやじーの発信を待つことにしました。




そして8月31日…ついに…

 やじー、本格始動。



 無事退職を済ませ、これからYOUTUBE配信の準備を進めるとのことでした。

 丁寧に一人ずつ、私のコメントにも返信してくれるやじー。そしてこんな厳しい事ばっかり書いてしまっているnoteも見てくれているとのこと。なんて懐の広いやじー…。そして私は気づいていたのですが、以前私がnoteで「やめた方がいい」と指摘していた自撮り、やじーはこれ以降していないんですよね。2ショットはあっても以前投稿していたようなソロのドアップで加工したようなものは一切ないです。
 単純かもしれないが、私は一連のやりとりを通して、「あれやっぱやじー、このまま活動を示してくれて、Mリーガーいけるんじゃない?」て期待してしまいました。



 そして期待がかかる9月。やじーの配信はどんな調子だったのか?配信だけでなく、そのほか大会での活躍はどうだったのか? やじーは協会からMリーグへの第六の刺客となることができそうなのか?
 今月のやじーを振り返りましょう。



 

今月のやじーの配信


 退職のツイート後、やじーの配信は開始されず、やじー本人からも配信に対してコメントが無い日々が続いた。やじーを待っていた人たちは「今ってまだ8月だっけ…?」と暦を混乱してしまったことだろう。そして退社してから13日が過ぎた9月13日


 こ、工事…。やじーの配信は22日以降になるとのこと…
 そもそも光の回線の工事を申し込んだのが9月2日はどのみち遅すぎんか…?こういうのは9月から開始できるように8月中に申し込みして整えたり、それこそ全く音沙汰がなかった8月に一度練習配信みたいなものをするのではないのか…?(社会人経験あるんだよね??)と思ったのは私だけではないはず…。
 そしてやじーを応援している人の中には同じく協会プロの仲林さんの初期配信を観たことある人も多いはず。カックカクでツモ牌よりも本人の声でネタバレしちゃう配信環境でも、ひたすら配信を続けていって今の環境がある仲林さんと比べてしまって、あまりに…と思ってしまった人も多いのではないか。


そして9月17日…

 工事の予定よりは少し早めに、ついにやじーが雀魂配信を開始。まだ玉の間にも上がっていないし、トークもそこまで突飛なものも期待していないので、内容問わず、とにかく「配信を開始した」という事実に私は安堵しました。プロ仲間や見たことがあるコテハンのファンも観に来ていて、とても和みました。
 そしてその後、やじーは9月、
 合計で2回配信をしました
 「本気」と言うには少なすぎる…。魂天を目指すには何カ月いや何年かかるんだ…というペースである。かなりこまめに配信してくれている仲林さんですら雀聖1で足踏みしているというのに。



変な魂天チャレンジ企画

 そして、ちょっとなんか観る側への配慮が微妙なこちらの企画にやじーも参加していた。

 この企画、「最初に魂天になるのは誰だ!?」と銘打っている。これを始めて観た時、雀聖2くらいの人を集めているのか?と思いきやそんなわけではなく、ほとんどのプロが雀魂をやっていない。ではゼロから魂天を目指すのか?と思いきや、この企画では魂天を定期的に鬼打ちしようという類のものでは全然なくて、スケジュール感やどうやってこれで目指すのか全然わからなかった。
 この四人の中でもとからまともに雀魂をやっていたのは浅井さんだけであり、浅井さんはサンマならば雀聖3で魂天タッチの位置にいた。その後、無事魂天になった。しかしこの企画の主旨である四麻はまだチャレンジし始めたばかりで雀豪にも到達していない。近々四麻の魂天チャレンジが現実的にありそうだと思ったのは、いまのところはこの浅井さんだけ。やじーは前述のように雀魂は始めたばかりでペースが…だし、宮崎さんはそもそもこれ以来雀魂配信していない。そして新井啓文に至ってはもはや将棋ウォーズしかやっていない

 広い意味ではどの段位だろうがむしろ雀魂やったことなくても、この企画タイトルの「めざせ魂天!」は言えるのだけど、企画を立てておいてほとんどのプロがそれから雀魂をやっていない現状を考えると、雀魂をやっている人そして魂天を目指している人がこの企画を見たらどう思うか?はもう少し配慮した方が良かったように思う。実際その後ほとんど雀魂をやっていませんというのはイメージが悪すぎる。

 プロのネット麻雀関連のチャレンジ企画は、言った以上はかなり辞めづらいものだというのが私の見解。それはネット麻雀している人がガチでやっているからであって、これを破るとかなり冷ややかに見られる認識がある。この企画にはその認識がないように感じた。特にやじーは以前天鳳名人戦での発言で炎上したことがあるので、未だにこの認識のズレがないか心配になった。自分のチャンネルでの魂天チャレンジ配信も進め方や配信時の発言には気をつけないと足元をすくわれる可能性がある。



 そしてこの企画をやるならまず浅井さんのサンマ魂天を盛り上げるような企画をもっとやって欲しかったなっていうのが個人的な意見。

 初代皓王位であり、イケメンでサンマ魂天でA1リーグは530pt超えで雀王決定戦に進出がほぼ確定している。このまま雀王を獲ろうものなら、むしろやじーよりも先にMリーガーに指名される可能性すらあるので、協会はもっと浅井さんの宣伝もしておいた方がいいと思う。


今月のやじーの活躍


 一言でまとめると今月結局配信もほとんどやらなかったやじー。
 しかしやじーはものすごいことをやってのけていた

 マジなんです
 オータムチャンピオンシップを優勝し、協会初となる「四冠」を達成しました。
 実力面で申し分ないことをあらためて示してくれたことが、実際に麻雀が強い「やじーならでは」だし、「だから、こういう結果との相乗効果を考えて配信は地道にやっておけよ…」と思わせてくれるのもやじーならではだと思わせてくれるやじーでした。
 あなたが強いのはもう、わかった!あとは(A1リーグ残留はなんとかしてほしいけど、)実力面はもう大丈夫だ。足りないところを強化することにこの一年を注力しようぜ。


やじーに足りないもの

 「Mリーグってそもそも実力を評価するべきでしょ?配信活動などを通して人気を上げていくことって、本質ではないよね?だからやじーみたいに、こうやって実力を示していくことの方が配信していくことより大事なんじゃない?」
 こう思った人はいませんか?やじーは確かに配信は全然しません、しかし、結果は出しています。じゃあそれで良くないか? 

 あくまで私の意見ですが、「良くない」です。

 私はやじーに「応援される人」になって欲しいんですよ。
 それが今のやじーに足りないこと。しっかり技術を持っていて、麻雀自体で魅せるという、根幹の大事なところができている数少ないプロなのだからこそ、それを活かして周辺を固めてほしい。その手段は配信だけではなく、違う方法があるのであれば配信に固執しなくてもいいと思っています。だけど、、

 これは宣言したことなのだから、やってくれないと口だけの人になってしまい、それだと指名権がある監督や選手起用の意見を聞かれる側の選手からも信用されないし、なにより観ている人から見て応援できる人にはならないと思うのよ。(このツイートの一週間前にした「解説者を目指す」宣言とも今の行動は既に整合性が取れていないというのに…)
 宣言したからには「配信」「魂天」これには拘って欲しい。
  

 毎回仲林さんと比較してしまって恐縮だけど、仲林さんだって宣言した「痩せる」「魂天目指す」どちらもまだ達成できていない。じゃあやじーと同じかというと、そうではなく、いまそれを目指す過程で多くのファンを作って、応援されている。達成することが大事なのではなく、宣言したことに責任をもって全力で取り組み、それで応援してもらえる人になることが大事なんだと思うのよ。

 
だいぶ痩せてきたし、


 とんでもない振れを引きながらも、6月に開始してから4カ月で半荘426回もやっている。(言っちゃ悪いけど、ゲスト活動に加えてMリーグ開幕の準備や取材やイベントがあって、少なくとも9月はやじーよりも忙しかったと思う。)


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