つまらない授業 先生がお酒を飲めば解消

先生がお酒に酔いながら授業をするとどうなるのか、という映画がある。教え方が不評の歴史の先生がアルコール度数0.05%以下で酔った状態で授業をすると生徒からの評価が上がるのだ。

『アナザーラウンド」と呼ばれる本作はオスカー賞を受賞したことでも知られる名作だ。本作で実践される定説は、ノルウェーの哲学者が主張したもので、その根拠は「人間は生まれつき、アルコール血中濃度が0,05%不足している」だからだそう。その主張通り、今まで生徒から酷評だった歴史の先生が毎朝アルコールを飲んでから授業を行うと、生徒の好奇心を惹きつける独創的な授業に変わったのだ。映画とはいえ、とても興味深い内容である。

私は仕事で営業をすることがあるが、お客様に売り込む際には多少テンションを上げることも必要だ。お酒はその助けになってくれるかもしれない。

とはいえ、お酒の怖い側面も、この映画できちんと描かれている。詳しくは直接見て貰いたいが、アルコールには依存という落とし穴があるのだ。

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