もうすぐ新しいシーズンの始まり①


2021年
9月12日、10月11日、11月13日、12月1日。
なんの日だったか覚えていますか。
北京五輪(世界最終予選)日本代表決定戦最終日。
主スポンサーとの契約終了の発表。
最後のPACC最終日、決勝で勝利、優勝。
新たな「フォルティウス」の始まり。

私にとっては、今でも日にちまで覚えている、
とても大切な日です。記念日です。

この年の日本選手権で優勝。その時は「6年ぶりの優勝?すご、かっこいいな」と思っていました。その後世界選手権にフォルティウスが出場し、初めてちゃんとこのチームの試合をプレーを観戦しました。互いに小さい点数を取り合い、どんな経過・結果でも途中で諦めることなく挑戦し続ける姿。スイープもリリースもかっこよくて目がキリッとしててプレーする姿。すごくかっこいい。

それからこのチームに注目していつのまにか1番好きなチームになっていました。どの選手も本当にかっこよくて大好きで。なかでも小野寺選手のスイープは日本一だと勝手に思っています。すごくかっこいいのです。

そんななか行われたロコソラーレとの
「北京五輪世界最終予選日本代表決定戦」
北京五輪に出場するための最後のチャンス。

もちろん第1戦から最終戦まで観戦しました。
第1戦、第2戦とフォルティウスは2連勝。
第3戦、第4戦はロコソラーレが巻き返しの2連勝。引き分けのまま最終戦を迎えます。最終日の午後、第5戦。なぜか私は「なんかロコが勝ちそうだな」と思っていました。フォルティウスを信じていなかったわけではありません。でもなぜか、「ロコが勝つんじゃないか」という思いがでてきていました。大会後半のロコソラーレの勢いはすごかったですね。今までもその時の心情をきいた記事がたくさんあり、何回も読みましたし想うことはもちろんありますし、どちらのチームも心理的にもきついところ(?)にいたことが分かります。

話戻します。第5戦、吉村選手の最後の一投はとても綺麗なドローショットが決まりました。同じくらいかそれ以上のプレッシャーがかかりそうな(かかっていたであろう)その直後の藤澤選手の一投。本当のラストショット。決まりそうだな、とここでもまた思ってしまったのですが、決まりました。

ロコソラーレの勝利。私は泣きました。
悔しくて、泣きました。スポーツを観戦していて悔しくて泣いたのは初めてでした。

それから1年半、「フォルティウス」を、
全力で応援させていただいています。

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