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「顧客・社員・会社」の三方良しの実現に向けて最前線で事業を牽引する ー 取締役 平井 寿弥

こんにちは、ヴェスタ株式会社(以下、Vesta)の採用担当です!

今回は、CROOZ株式会社(以下、CROOZ)に新卒で入社し、営業、エンジニア、特命執行室(社長室、CxO準備室)、子会社の役員などを歴任され、現在はVestaの取締役を務める平井さんにフォーカスし、平井さんの熱い思いや、Vestaの今後について、詳しくお伺いさせていただきます。


CROOZ入社~CROOZ EC Partnersに参画するまでの経緯

───本日はお時間いただきありがとうございます。平井さんのお人柄や思いが存分に出たインタビューにできればと思いますので、よろしくお願いします。

平井:
こちらこそよろしくお願い致します。

───では、まず平井さんのご経歴から簡単に教えていただけますでしょうか?

平井:
はい、大学卒業後、2008年に新卒としてCROOZに入社しました。入社後は、WEB広告の営業職やエンジニアも経験したのち、CROOZの一事業として立ち上がった、「CROOZブログ」の広告収益化の企画販売を担当しました。
その後、2012年に営業と広告の知識・経験を元に、現在 CROOZグループの主力サービスである「SHOPLIST」の立ち上げ期のメンバーとして、ブランド開発の営業責任者として、現在まで至る売上上位ブランドのお取引先との取引拡大に向けて事業推進に従事していました。
2014年からは、現場の経験を活かし、CROOZ全体を統括する社長室の特命執行責任者として経営企画、IR、人事等の幅広いバックオフィス業務を数年間経験したのち、CROOZ子会社での執行役員を経て、CROOZ EC Partnersに参画しました。CROOZ EC Partnersでは、開発受託事業・物流配送受託事業などあらゆる事業の拡大に取り組みながら、2021年には、新しくSES事業の立ち上げを主導させていただきました。現在はその立ち上げに携わったSES事業の事業全般および取締役として、経営全般を管掌させていただいています。

───非常に多くのご経験をされてきたんですね。平井さんに聞けば、CROOZのこと何でも教えてくれそうですね(笑)、ちなみに、新卒で数ある会社の中から、「CROOZ」を選ばれた理由は何だったのでしょうか?

平井:
就職活動は広告業界に中心に活動をしていたのですが、その中でもモバイルに特化したサービスで攻めていた点でCROOZに最も興味関心を引かれたというのが一番大きな理由です。具体的に言うと、創業社長である小渕さんの起業家精神やカリスマ性、圧倒的な行動力などに学生ながらに魅力を感じたことに加え、就職活動という漠然としたものを進める中で、当時のCROOZの人事がどこの企業よりも親身になって自分の将来について一緒に考えてくれたことで、この会社で自分は頑張りたい!と思い、入社を決めました。

───そうだったんですね。CROOZは確かに勢いがあり、かつ、スマートで情熱も感じる会社で、多くの人を惹きつける魅力が多く詰まった会社ですよね。ご経歴にもあったように、非常に多くのご経験を短期間でされてきたかと思いますが、CROOZ でのご活躍の陰には苦難や大変に感じることなどはありましたでしょうか?

平井:
思い返せばどの時期も大変だったように思います。当時はその瞬間その瞬間で、全ての物事においてがむしゃらに取り組んできたので、大変なことも乗り越えてこられたように思いますが、その中で特に印象的なのは、「CROOZ EC PartnersでのSES事業の立ち上げ」だったように思います。事業の立ち上げは、ご存じの通り0から始めていくことになるので、その当時CROOZ EC Partnersが保有していた既存のアセットを上手く活用することができず、早期に成果を出しながら、事業を軌道に乗せていくことに難航しました。また、新卒のときに現場でエンジニアを多少経験したものの、自分自身はSES事業には造詣が深くない領域だったこともあり、意思決定に迷いが生じ、意思決定のスピードが遅くなってしまっこともあったように思います。

───こんなにも多くのご経験をされていたら、他の方よりも人一倍大変な思いはされているかもしれませんね。でも、そうした平井さんの仕事に取り組む前向きでひたむきな姿勢が、自分自身も含めて、今のVestaのメンバーにも受け継がれている気がします。

Vestaという企業の誕生

───では、お話は変わりまして、CROOZ EC Partnersを含め、様々な立場でご活躍されていた中で、今回(2023年10月より)CROOZグループからスピンアウトする形でVestaになることを決めた背景にはどのような決意と想いがあったのでしょうか?

平井:
CROOZでは、新卒から15年以上、本当に色々と機会とチャンスをいただき、様々な経験・知識を身につけさせていただいたことに心から感謝しています。また、自分自身はこれまでCROOZから転職することを考えたことは一度もなかったため、今回のスピンアウトには強い決意と想いが必要でした。それでもCROOZを離れる決意をしたのは、CROOZ EC Partnersのときは、CROOZのグループということで様々な場面で恩恵を受けていることが多く、CROOZの良さであるベンチャー気質での経営・事業運営少し希薄化していることに、危機感を感じていたことが挙げられます。私は、リーマンショックもコロナショックも経験している世代であり、そういった困難に対してもがむしゃらに物事に向き合い、解決に向けて真摯に取り組むというベンチャー気質を大事にしていたからこそ、少し全体的に会社の空気感を変える必要があるように感じていました。

───そうだったんですね。CROOZグループは上場しており、非常に大きい企業がゆえに、そういった安定性などに魅力を感じていた方も多少はいたのかもしれませんね。平井さんの仕事の礎を作ったCROOZグループを離れ、Vestaとして再スタートを切る際の周囲のご反応はいかがでしたでしょうか?

平井:
周りには相談しましたが、自分の想いと心機一転のチャレンジを応援してくれる人ばかりで、自分の決断を後押ししてくれました。家族を含めた周りの方々には、本当に感謝しています。

───重要な決断に際して、周りの方の後押しは非常にありがたいですね。CROOZからスピンアウトして、約半年が経過しますが、現在のVestaとCROOZ EC Partnersのは、会社経営や事業を拡大していくにあたっての違いやギャップを感じられることはありますでしょうか?

平井:
Vestaにスピンアウトすることで、1からの再出発となったため、自分自身が当時危機感として感じていた「物事に取り組むスピード感や柔軟性、ベンチャー気質」は改めて会社内で生まれたように感じます。CROOZというネームバリューがなくなり、Vestaという名もなき会社になったことで、スモールスタートで物事をはじめ、それを短期間でトライ&エラーで試行錯誤しながら改善を繰り返していくいう気概がメンバー間に生まれたと感じています。

───おっしゃる通り、仕事に全力で取り組む気概は、Vestaがこの先も成長していくには必要不可欠な要素かもしれませんね。今後、継続した事業成長を目指しているVestaですが、Vestaという会社の他社にはない強み・特長はどのあたりになりますでしょうか?

平井:
強み・特長としては、大きくは2つ挙げられます。
まず1つ目は、WEBサービス企業を中心とした幅広い企業様との直接取引があり、そのお取引様に対して、十分に満足いただけるサービスを提供できる体制が十分に整備されていることです。その背景には、VestaがSES事業だけでなく、自社でEC事業(受託事業)も行っていることが挙げられます。自社内で開発の上流~下流まで経験しているがゆえに、お取引様が開発工程で求めていることや開発に取り組むエンジニアがどのような気持ちで仕事で取り組んでいるかを非常によく理解している会社です。そして、結果として、それがSES事業でお取引様にサービスを提供する土台となり、現状ではお客様からの直商流(1次請け)での実績が8割以上、かつ、高単価案件の獲得や稼働エンジニアへの高還元率の実現につなげられていると考えています。
2つ目は、他の事業よりもバリューチェーンが長いとされているEC周りに関して、私を含めた役員陣(代表:工藤、取締役:平井)が深い知見や現場での稼働経験を保有していることです。これにより、顧客の課題に対して、他社様よりも深く本質的な部分に対してリーチすることができ、持続的な付加価値の提供ができることで、お取引様から、サービスに対するご満足のお声をいただいていることにつながっているかと考えています。

Vestaが今後目指していく姿

───事業別に強み・特長があるというわけですね。Vestaとお取引のあるお客様との関係性が少しわかったように思います。そんなVestaでは、今後はどのような事業展望をお考えでしょうか?

平井:
まずは、数年後にIPOを実現するという目標を掲げております。もちろん、IPOがゴールではないですが、今後も事業運営をしていく上で、1つの大きな通過点として、世の中にVestaが認められた証明を作ることにつながると思っています。そして、それが結果的にお取引先のお客様にとっても、Vestaを日々支えてくれているメンバーにとっても、そして、私自身にとっても非常に良い体験・経験になるのではないかと考えています。

───IPOという大きな目標に向かってこれからさらにモチベーション高く、進めていかれるということですね。では、今お話いただいたIPOを含めた事業展望や中長期的な目標を達成するために、直近はどのようなことにまず力を入れていきますでしょうか?

平井:
私が管掌しているSES事業では、まずは正社員採用を積極化していくことに注力します。VestaのMISSION・VISIONに共感してもらうエンジニアを増やすとともに、お取引先のお客様の数も増やしていくことで、お客様にとっても、エンジニアにとっても良い環境を作ることに注力していきます。そして、お客様から「Vestaにお願いすれば、1日で人材不足を解決してくれる」と言っていただき、稼働してもらっているエンジニアからは、「Vestaで稼働していたよかった」と言ってもらえるような事業を実現していきたいと考えています。それらを同時に実現していくことで、近い将来、「お客様・エンジニア・Vesta」の三方良しの状態を持続的に作っていきたいというのが私の想いです。

───素晴らしいお考えですね。事業運営には、お客様と社員がそれぞれ幸せに感じてもらえることが重要ですよね。では、事業成長に伴い、組織も今後より拡大していくかと思いますが、平井さんが組織作りに対して意識していることは何かありますでしょうか?

平井:
最も大事にしていることは、「メンバーそれぞれの意見に十分に耳を傾けた上で、適切な意思決定をすること」です。現在のVestaは、まだ組織として小規模な状態であるため、頻繁にメンバーそれぞれの意見に十分に耳を傾けています。そして、意見を聞いた上で、状況や課題を客観的に把握し、事業を管掌している上位者の立場と意思決定をするということを強く意識しています。さらには、意思決定に網羅性、公平性を担保するために、明確な目標を細かく立て、メンバーそれぞれの頑張りがどこの成果や結果に反映されているのかを明確化しています。そういった思いと裏打ちされた行動によって、しっかりと現場のメンバーにまで組織の在り方を伝達していくことで、相互に切磋琢磨できる環境を作り、組織全体にとってプラスになるような運営方針を進めています。

───これまで様々な組織で様々なメンバーと対峙されてきた平井さんだからこその思いや意識が聞けた気がします。現在のVestaはまだ小規模な組織だとお伺いしましたが、Vesta特有のの文化や風土は何かありますでしょうか?

平井:
Vestaの文化・風土の特徴として、「失敗をそのまま放置せずに、改善するように仕組化していること」が挙げられます。何かが起こった時に、その課題について放置せず、きちんと考え、分析し、次回は同じことが起こらないようにするという丁寧に物事や人に向き合う人が多いと感じます。

───確かに、失敗や大変なことは後回しにしてしまうことって誰しもありますし、なかなか周りに相談できなかったりするので、素晴らしい文化だと思います。Vestaでは組織拡大にも力を入れていくかと思いますが、今後どのような方をお迎えしたいと考えておりますでしょうか?

平井:
これに尽きるかと思いますが、物事にポジティブに取り組めむことができる人だと思います。どんなも課題や問題に対しても、解決思考に切り替えられ、できないと弱音を吐く前に考えてみること、周りに相談し、できる方法を考えてみることがVestaのようなベンチャー企業では必要です。そのため、とりあえずトライ&エラーでアクションし、困難やつらいことがあっても周りと協力しながら、最後までやり切れる人と一緒にVestaをもっとより良いものにしていきたいと考えています。

未来のVestaの仲間になってくれる人へのメッセージ

───色々とお話を聞かせていただきありがとうございます。では、最後に、Vestaの未来の仲間になってくれる方へのメッセージをお願い致します!

平井:
私は、新卒からCROOZで育ち、CROOZから与えていただいた様々な機会により、多くの経験をしてきました。そんな私は、これからのVestaではこれまでの経験の全てをかけて、会社や事業を大きくしていき、お客様やメンバーに様々な機会を与える立場になっていきたいと思っています。Vestaはまだまだ成長途中のベンチャー企業であるため、大変なことも多々あるかと思いますが、そういったことに全力で挑戦しながらその1つ1つを乗り越えていきたいと本気で思っています。さらには、IPOだけでなく、エンジニアを含めたメンバー全員にとっても、「Vestaで働いていて良かった」と思ってもらえるような会社作りに向けて、引き続き力を入れていきますので、皆さんのこれまでの経験やスキルを活かしてVestaに力を貸してください。よろしくお願い致します!

VestaのMISSION

採用担当より

Vestaでは、今後さらなる事業成長・組織拡大を目指しています。
この投稿をご覧いただき、Vestaに興味を持っていただけた方や、もっと詳しく知りたいと思っていただけた方はお気軽にお声がけください!
お待ちしています!

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