<食を通して子ども達の成長をお手伝い>

東村山地域ライター2期生(予定)のオカダマです。4年前から市内で働いているしがないサラリーマンですが、私なりに東村山の気になるスポット、人にフォーカスを当て、取材した内容をお伝えします。(あわよくばお店の広報として役立てられれば。。)

今回は、東村山で食育教室を開催している『ICHIGO-ICHIE』の半田麻早与さんを取材しました。子どもだけではなく大人が学べる食育講座も開催しており、開業して3年、地域の中でもだんだんと存在感を増してきました。


半田麻早与さん

○代表者のプロフィール
代表者の半田麻早与さんは、前職は保育園の栄養士。子供たちに栄養のあるものを食べて欲しいという思いで日々頑張られていたようですが、もっと自分自身で直接子どもたちに接し、食を通して健やかに成長するための手助けがしたいという思いが芽生え、開業を決意されました。また保有されている資格も多く、色々なことに関心があり、行動力の高さが伺えます。

【保有資格】
・キッズ食育トレーナー
・栄養士
・ベジタブルフルーツアドバイザー
・雑穀マイスター
・惣菜管理士
・米粉プロフェッショナルトレーナー
・スポーツキッズ食育トレーナー

○創業の動機
食に関心を持ち始めたのは、子どもが生まれてから。赤ちゃんは食べたものがほぼそのままの形で排泄されるということを目の当たりにし、口に含むものの重要性を認識したようです。また、半田さんのお母様が味噌の作り方を教えてくれたりと、半田さんの幼少期に食を大切にされてお母様の姿が印象に残っており、そのような食に関する教育を次の世代にもつなげたいという思いが、開業への大きな動機となっています。このようなプロセスを経て、「食を通してこころを育んでほしい。」をモットーに『ICHIGO-ICHIE』を開業しました。

○『ICHIGO-ICHIE』の掲げる3つのキーワード
子ども達の食育に携わる上で半田さんが意識している言葉として、

・ありがとう
・笑顔
・やってみよう

という3つのキーワードがあります。子どもが健やかに成長するためのメッセージとして投げかけるよう意識しているということです。これは、半田さんご自身が多くの子ども達と接していく中で、大きく成長する際のきっかけとなる言葉として気付いたことということで、これらの言葉はどの親御さんにとっても有意義な行動かと思います。

○『ICHIGO-ICHIE』の三本柱
『ICHIGO-ICHIE』が自信をもってお届けする、3つの講座をご紹介します。

①食育スクール

皆で作りました
食について色々なことを学びます

幼児と小学生が対象。料理教室を通して、小学校で学ぶ5科目の教養も身に付けられます。具体的なお勉強内容としては、

 国語:レシピを声に出して読んでみよう、漢字は読めるかな?
 算数:秤や計量カップを使って、何人分作るにはどんな計算が必要か考えてみよう!
 理科:食材を煮込むとどういう変化が起こる?経過観察してみよう!
 社会:この食材の産地は?場所は日本地図のどこにある?発祥は?
 英語:食材の名前を英語で言ってみよう!

食育スクール料金表

②米粉レッスン

お母さんたちも勉強します
手作りキャロットケーキ

大人が対象。平日の昼間に開催している、米粉を使った料理教室。米粉の重要性を学び、準備から片付けまで全て自分たちで行う。知らない人たちと一緒に料理を作るため、コミュニケーション能力の向上にも役立つと人気。百才にて開催。受講料は5,000円(税込)

③日本のごはん

歴史や文化を学びます
親子で力を合わせて

年数回開催される特別講座の料理教室。親子向け(子どものみも可)。日本の四季の行事を題材に、行事食を通して古来の風習や文化を学ぶ。伝統的なご飯を作り、若い世代に繋げていく。公民館で開催。受講料は1回3,500円(税込)

◎まとめ


今回は、青空キッチン東村山多摩湖スクールの運営や日本のごはん、米粉レッスン、また最近ではYouTubeでのj-comのチャンネルにも登場するなど、多方面で活躍の場を広げている『ICHIGO-ICHIE』の半田さんを取り上げさせていただきました。

半田さんは最後に、
「食を通して五感を育み、嬉しい!楽しい!の気持ちを大事にしながら、生きていく上で大切なことをさまざまな体験をして気づきを得て、将来の土台やきっかけづくりになっていただけたら、これ以上のことはないです。子ども達の成長に少しでもお役に立てたら幸いです。」と締めくくられました。このような教育理念をもって日々子ども達に接している半田さんの教室で学びたい方は、ぜひHPをご覧ください。

【おとなとこどもの食育教室 ICHIGO-ICHIE】
HP:ICHIGO-ICHIEとは | ICHIGO-ICHIE-shokuiku (jimdosite.com)
Mail:ichigo.ichie.shokuiku@gmail.com

 

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