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神様が教えてくれた幸運の習慣

人生儀礼
子供を授かると戌の日に神社を訪れ、安産を祈願し、無事に授かると乳飲み子を伴い、お礼のお宮参りをする。
3、5、7歳には無事に育ったことを感謝する。

ハレとケ
ハレは非日常(祭りや年中行事)、ケは日常を。

顔を洗い、歯を磨くことも禊。

年中行事や人生儀礼が行われる意味は、けじめのある日々を送ることができるから。

他人に尽くすことが自分を成長させる。

忘己利他(もうこりた)
自分を忘れて他に利すること

天台宗 最澄

身だしなみ、整理整頓が心を正しく保つ。
子供にはその躾は大切。

沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり

家族や友人を頼るように神社を心の拠り所に。神様に自分の思いのうちを話すことで落ち着く。うちなる神が励ましてくれる。

どんなに暗い漆黒に包まれようと、明けない夜はない。

言霊信仰
口にした言葉に神様が宿り、助けてくれる
汚い言葉は不運を呼び、美しい言葉は幸運を招く。(ウザい、ヤバいは使わない)

八百万の神とは森羅万象(宇宙に存在する一切のこと)に神様が宿るということ。
※西洋のように全知全能の神が1人ではない。

若者の分際で、は悪い言葉ではなく若人には若人の役割があるからそれをわきまえ、ほこでしっかり頑張りなさいと言う意味。
岩戸隠れでも、それぞれ得意な分野の神様が力を合わせて天照を外に出したことから。

伊勢の深い森の中に、世界で1番古くて新しいものが存在する

米建築家レーモンド

天災でさえ受け入れ、それでもあきらめない。

日本人は古来、万物に神々が宿っていると考えてきた。(車にお守りを祀るのは、車にも神が宿ると考えているから。)

トイレをキレイにすると安産になる。

妊婦のお腹に新しい箒でなでると安産になる。
箒をまたぐと難産になる。

物は単なる物ではなく、物にも神様が宿る。
針供養や筆供養など、本来捨てる物でさえ、感謝の意を示す風習。

中今
古くからあるものを、絶えず刷新、歴史をつなげ、未来をつくる思想
今が大切であるが、今があるのは、過去のおかげで、未来のため。
先祖に感謝し、子孫を思いながら、今を生きる。

お米は命の源。
稲は命の根。その命に込められている実を米。

神道は〇〇教ではない。
かんながらの道、何かを信じるのではなく、何を行うか。日々の行いが大切。

相撲道は道とつく文化の極み。
土俵に神を祀り、力水で口を清め、塩を撒き、柏手を打つ一連は神道の真髄。

神道の死生観。
日本に生まれた人々は、神の世界から来て、神の世界に帰っていく。

江戸時代の神宮祠官

浄明正直(じょうめいせいちょく)
清く、明るく、正しく、直く(なおく)を心がけ、道から外れて人を欺いたり、傷つけてはいけない。

万人が等しく神となるが、悪を許しているわけではない。

仏教のお盆は先祖の霊を迎えるお祭り。
神道には敬神崇祖(けいしんすうそ)といつ言葉があり、神様を敬い、ご先祖を大切にするということ。
神道では人は亡くなるとその家の守り神となる。

お参りには
二礼二拍手一拝
八度拝、八開手(はちどはいやひらで 伊勢神宮の神職)
などがある。

サムシンググレート(偉大なる何か)

遺伝子工学の権威 村上和雄先生

お天道様に見られていることを意識。
神道では行いを悔い改め、間違いを正せば、その罪を償えると教える。

お天道様は見ている。

姿勢の乱れは心の乱れ。
日常の立ち居振る舞いが、あなたの心を決める。

神社の心を鎮める仕掛け
参道の玉砂利は心を鎮める効果がある。
生い茂る木々は感性を研ぎ澄ませる。
長い参道で、心を整える。

神様に詣でることを、神前に額ずく(ぬかずく)という。
額がつくほど丁寧にお辞儀をすること。

人を思いやる挨拶が世の中を明るくする。
日本の美徳を象徴する、いただきます、ご馳走様、ありがとうが、それ。

お祭りとは神様に一年の無事を感謝する催しで、神様と人々が喜びを分かち合う日。
米や魚、お酒などをお供えして、お客様である神様を接待し、神様がお食べになったお下がりをいただく。
この神と人との共食を直会と呼ぶ。
神輿は鎮守の杜に鎮まっている神様を神輿に遷し、町に繰り出す。神人一体の歓びをみんなで味わう。

神職は参拝者と神様をつなぐ橋渡し役。祝詞は宮司ご参拝者の願いを神に伝える。仲執り持ちと呼ばれる。
祝詞は、掛けまくも畏き〜恐み恐み白す(畏き=かしこき、恐み=かしこみ)で終わる。
お経と違い、祝詞は作文できる。まずは神様への感謝の気持ちや願いを綴ることから始めよう。

神様は罰を与えない、精進が足りなかった結果悪いことがある。
失敗は誰かのせいにしてはいけない。
全て自分の力不足が原因と考える。

不運や失敗の原因は自分にある。

神道は背中の宗教。
※神職は今を一所懸命生きる姿が教えとなる。

礼節があり、謙虚で相手を優先できる人には品が備わる。

日本人は古来から様々な考え方を柔軟に取り入れた、神道も他の宗教を排除することはなかった。

四季折々に神様を敬い、感謝する行事が。
日本の祝日がそれで、正月の年神様、節分ひ役病を払い、ひま祭りや端午の節句で穢れを払う。

豊かな恵みも災害も自然の姿。その両方を受け入れることで、人は自然と共存できる。

神道は浄明正直(じょうみょうせいちょく)が根幹。清く、明るく、正しく、直く。
その実践には過去に執着せず、未来のための今を生きるのではなく、今この瞬間を生きることに注力すること。つまり中今(なかいま)の精神。
神道はああしろこうしろという教える経典はなく、懐の深い宗教である。
根底には共存、共栄の思想がある。一神教は自分たちの信仰以外認めないことも多くみられる。

神道は言挙げ(ことあげ)せずの伝統があり、積極的な布教はしない。これは恐れ敬う神様についてむやみに口に出すことが憚られるから。

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