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フェアシンキング

フェアシンキングとは、ネガティブに偏った思考を公平で客観的な方向から見直す思考法

自尊心とは、自分に対する公平な評価。ありのままの自分を尊重し受け入れる心。

自己肯定感を低下させるのは日本の文化も要因。
その日本文化は、人との和や協調、謙遜を美徳として尊ぶこと。世間体や忖度も。

フェアシンキングは、CBT(認知行動療法)を著者が独自に簡素化したもの。

自分を助ける考え方、を司る神経回路を繰り返し使えば使うほど、その回路は強化される。ネガティブな回路は使わなければ、錆びる。

人間の頭には1日に6万を超える思考がうかぶとも。(8時間寝るとすると、起きてる間の1秒に1回)

自分自身の特有の考え方は固定観念と呼ばれる。

人間関係を改善する秘訣は相手を変えるのではなく、まず自分が変わること。

口下手な人にオススメ。アクティブリスニング。
①気の利いたことをいう姿勢を捨て、相手の話を真剣に聞く。
②復唱をうまく使い、そこに一言付け加える。

座持ちが上手い人とは、気の利いたことを言う人ではなく、頷いたり、復唱したり、会話の流れをよくする人。

自律神経を整える呼吸法
①椅子に深く腰掛ける
②5秒頭で数えて、鼻で吸って、5秒で息を吐く。
③1分6回のペースで10分続ける(慣れないうちは2分)

ネガティブな思考に襲われた時、数字を数える代わりに、自分を助ける思考を頭の中で繰り返す。(吸う時、元気、吐く時安心、でも良い)

マインドフルネス瞑想
呼吸をする際に雑念がでたら、それをイメージ内のゴミ箱に捨てて、再び呼吸に意識を戻す。
自分史リストで自分の人生を振り返り、アイデンティティを明確にする。

理想像リストで自分がなりたい姿を明確化する(自分が理想と思う人が持つ性質や理想の自分像)

1行日記(架空手紙)
自分の気持ちを吐き出すことが目的
(ムカつく、悔しい、などでもよい)
※応用編として、ポジティブなことを3つ書く方法も(気持ちが安定する)

微笑みエクササイズ(鏡を見ながら10秒)
習慣にすることで、作り笑いでもネガティブな脳をポジティブに。
気持ちが落ち込んだ時やイライラした時にも気分転換になる。

喝を入れる秘訣
聞き手でか握り拳をつくり、上下に振り、何度も何度も喝!(できる、大丈夫、でも良い)と自分に声をかける。
※緊張やプレッシャーに勝てる

枕叩きで怒りの感情をリリース

根拠のない心配事で頭がいっぱいになったら、思考ストップ。(心の平安向上のテクニック)

周りから尊敬されたかったら、まず自分を敬え

17世紀スペインの哲学者 バルタサル・グラシアン

フェアシンキングで自分の考えや感じ方が偏った方向に向かうのを防ぎ、心のバランス調整に努める。
粘り強く続ければ、自分自身の価値を肯定的に捉えることが出来るようになる。

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