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ひろがるスカイ!プリキュアに男の子や成人女性がいる意味

真人間です。
ひろがるスカイ!プリキュア面白いです。わんだふるぷりきゅあのロゴが公開されて、ひろプリもかなり物語を仕上げる段階に来たので、愛を語ろうと思ってnoteを書きます。

キャラクター公開時は「成人女性」と「男」がいることで散々話題になりました。特に「男」は公開前から賛否両論で、元々プリキュアファンじゃない人まで入り乱れとんでもない感じになっていました。どちらも納得できるものが多かったです。

私はキュアサンシャインの「カワイイが好きな自分を解放する!」が爆発した変身バンクが大好きなので、いつか逆の「カッコいいが好きな自分を解放する!」キャラが来たら嬉しいなと思っています。

前置きが長くなりましたが、「ひろがるスカイ!プリキュアに男の子や成人女性がいる意味」は「無い」です。
意図的に無くしていると思います。

ひろプリメンバーですが、現在
・中2/女の子/異世界人
・中2/女の子/地球人
・専門学生/女の子/地球人
・鳥/男の子/異世界人
・赤ちゃん/女の子/異世界人
の構成です。映画Fで他のプリキュアと交流するまで、ひろプリメンバーは「男の子がいる」ことに違和感すらなかったと思います。「プリキュアは成人していない女性のみがなれる」というルールは無いし、3人目に男の子が来たからって「男だね、珍しいね」とはならないので。映画Fでもツバサくんの性別に言及するシーンはありませんでした。結婚回はありましたが…

成人女性担当のあげはは、精神的に大人だし気配り上手だし努力家だしゴッツい車を運転できるものの、今までも大人びた高校生キャラはいましたし、「大人」をことさらに強調されたシーンは無いと思います。それこそ運転くらい。実習に行っているシーンはありますが、今までもプロ意識を持ってモデルをしてきたキャラや、作家になりたくて辛辣なアドバイスも糧にしてきたキャラなどがいるので、それと特別に差別化されている感じは受けません。

じゃあなぜ今年はプリキュアに男や成人女性を混ぜたのか。それは、「その属性は別に特別なものじゃない」から「意味はない」というメッセージだと思います。

(以下映画Fのネタバレあり)

映画Fでは「カワイイコスチュームを着て隣に妖精を置く」だけではプリキュアにはなれないと、強大な敵に立ち向かう本人の強い意志が必要なんだというメッセージを受け取りました。それがあれば妖精も宇宙人も異世界人も人魚も、オトナも成人男性(舞台版)もなんもかんも全部プリキュアになれるのです。

(以上映画Fのネタバレ)

オトナプリキュア、舞台版プリキュア、映画Fと、「中2女子」ではないプリキュアがどんどん出てきました。ひろプリは「(男・成人女性といった)多様性」がテーマではなく、「責任(感)をどう抱えるか」だと思っています。
長くなってしまったので、私の思うひろプリのテーマ自体はまた今度書きます。

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