オリエンテーリングと私


1,はじめに!


 企画者の方からお声がけいただき、オリエンティア Advent Calendar 2022 1日目の記事を担当させていただくことになりました。筑波大学体育会オリエンテーリング部2年の樋口佳那と申します。よろしくお願いします。
 JWOCについての記事を書こうと思っていたのですが、自己紹介文を書いていたらオリエンを始めたきっかけの話が長くなってしまったのでオリエンテーリングを初めてから今に至るまでの記事を書こうと思います!

2,樋口佳那とは


 長野県出身。好きな色は黄緑。遠征中車窓からボーっと外の景色を眺めるのが好きです。
 人とおしゃべりをするのは好きですが、自分語りをするのは苦手です。仲が良く、何時間も会話が続くような人から「意外と佳那のことなんも知らないな。」と言われたこともあります。そんな私ですが、最近では実績も付き始め(?)自分のことを知っている人も増えたのではないか(だったら嬉しいな~)と思うので、もっと私のことを知っていただけるように今までの私のオリエン人生を書けたらいいなと思います。
 くどいかもしれませんが自分語りが苦手なので、書き進めるのが恥ずかしいですが一生のチャンスだと思って頑張って書きます。お付き合いください。

3,オリエンテーリングを始めたきっかけ


 中高バドミントンをやっていた私は大学に入ってもバドを続けるんだろうなと漠然と考えながら競技をしていました。しかし、高校3年生の夏の大会はコロナの流行初期で中止に。曖昧な区切りだったのでせっかくなら大学では新しいことを始めたい!と思い、パン作り、ダブルダッチ、トランポリンなどサークルの新歓をとにかく周りました。どれに入ろうか悩む中で、「つらい時もあるけど練習を頑張って、上手くなっていく楽しさ」を忘れられなかった私は何かの運動部入ることに決めました。
 結局最後はバドミントン(←やっぱり楽しかった笑)とオリエンテーリングの一騎打ちでした笑

オリエン部に入ろうと決めた理由は、
1、自分でルートを決めて走る競技の自由性。
2、森を走るときに爽快感とスリルを味わえる。
3、地図に描かれているものが現地に行ったら実際に存在することへの驚き。
4、体格差や運動センスの影響が少なめである。(ルートチョイスなどその他の要素の比重が大きい)
ことだったと思います。1、2は実際にオリエンテーリングを体験してみて、今まで自分がやったことのあるスポーツにはない要素で魅力的でした。3は地図通りに植生界が、高低差が、溝が現地にある!と初めての森に入ったときに感動しました。4に関してはバドミントンを続けなかった理由の一つ(身長の低さによる不利)にも関係しています。

4,オリエンテーリングを始めてみて


4,1いろんな人と話してみたい!


 初めて参加した大会は関東パークOツアー2021偕楽園公園でした。オリエンテーリングについて興味津々だった私はゴールが一緒だった方に声を掛けました。後からその方はワールドマスターズゲームズチャンピオンの高橋厚さんだったと知り驚きました。厚さんは私に初めてできたオリエンのお友達(馴れ馴れしくてすみません笑)です。それ以降参加した大会でも初めて会う人にゴール後や会場で積極的に話しかけました。同世代の人や年の離れた人とも知り合いになれるのもオリエンテーリングの魅力ですよね。

4,2森走るの楽しい~


 とにかく森を走るのが楽しくて脳死で走り回っていました。最初に(宮本)和奏さんに「女子は登りで走れば勝てるよ。」と言われたので登りも頑張って走りました。この言葉がなかったら今、登りが強みになっていなかったかもしれません笑

5,いろいろあって現在(長くなってしまうので割愛しました笑)


 直近の全日本ロング6位入賞、ICS2位ICL優勝は嬉しかったです。
 

5,1全日本ロングの感想


  今年の全日本ミドル・ロングは入賞を目標にして大会に参加しました。しかし、1日目のミドルでは上位陣との差や自分の実力不足を痛感し、全日本入賞の壁は自分にはまだ高いと思わずにはいられませんでした。ロングでは序盤の1→2で現ロスし、「ああ、前日と同じだ。」と目標達成は諦めていました。ゴール後、実況から順位確定、入賞ですというアナウンスが流れてきたときは信じられず、何度も同期に確認してしまいました。事実に納得できたあとはただただ嬉しかったです。
 

5,2 ICSLの感想

 
 まず今年はJWOC Part2に行くのかインカレに出るのかでとても迷いました。(※夏JWOCで熱波の影響により延期になってしまったフォレスト種目がインカレと同日開催であったため。)海外でレースをする経験と優勝・入賞が期待できる大会。どちらが良いのかは1人では考えがまとまらず沢山の人に相談しました。「自分が出場しない大会に対してそっちの方に出ればよかったなと思う後悔」はどちらの方が大きいのかを考えることもありました。最終的に今後の目標ためには国内実績を残すことが必要であると考えインカレに参加することに決めました。JWOCに行かないことを後悔しないための目標はインカレ2冠だと思いました。
 スプリントでは、自分の登りのタフさが不足していると感じていました。頑張って走っているけど、これで負けてしまうなら自分のトレ不足だと思っていました。ナビゲーションも後手後手で良くできた。と思えるレースではありませんでした。しかし、(宮本)樹さんに言われた「可もなく不可もなくって感じのレースだったんじゃない?」(=すべて含めて今ある実力通り)という言葉はとてもしっくりきました。
 ロングでは、前日のスプリント後から右足の痛みがあったこと、花粉の猛攻撃で鼻水・くしゃみが止まらなかったことから「走りきれるのか不安」。スタート前にはそれしか考えられませんでした。逆に優勝したいという焦りがなかったからか、ミスしても冷静で、レース中に優勝設定を切りそうなペースで走れていると気づいたときにも、他の人も優勝設定タイムは切ってくるはずだから、自分はもっと頑張らなければならないと考える余裕すらありました。
 スプリントもロングも「この走りだったら今の実力を出し切れた。どんな順位だとしても受け入れられる。」と思えるようなレースができたので、目標は達成できませんでしたが結果には満足しています。

6,オリエンテーリングとこれから


 オリエンを楽しく続けてこられたのは周りの人や環境に恵まれたからこそだと思っています。ありがとうございます。何かに熱中できる毎日は楽しくて仕方ないですよね。現在の目標はWOC2023日本代表に選ばれることです。まだまだ技術が拙いためこれからさらに頑張る予定です。ぜひ応援していただけると嬉しいです。  

オリエンテーリングの魅力に囚われる期間はまだまだ長そうです笑

7,最後に

 長くなり省略してしまった部分が多いので、なにを書きたいのかよくわからない文章になってしまいましたが、読んで頂いた方がへえ~初めて知ったと思えることが1つでもあったら良いなと思います!
 
 最後まで読んで頂きありがとうございました!

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