WEB制作関係の修正依頼を出すときに知っておいて欲しいこと
AIがあるのに解決できないことがいっぱい!
最近はAIが出てきたとはいえ、まだまだWEB関係のお仕事は減りません。
ホームページやネットショップの制作・修正依頼
LP(ランディングページ)の制作・修正
ホームページのデザイン修正
ドメイン・サーバー移設
システム・アプリ開発(業務用からちょっとしたアプリまで様々)
業務効率化系のお仕事
データ収集、編集加工系のお仕事
業種業態、おかれている状況によって悩みは様々ですが、正直なところ、それChatGPTに聞いたら素人でも瞬殺だなって案件は沢山あります。
AIの進化スピードは物凄いけど、AIが浸透しきるまではもう少し時間がかかりそうですね。
修正依頼を出すときに知っとくべきこと
さて、本題の「WEB制作関係の修正依頼を出すときに気を付けること」という話に入っていきましょう。
これは、依頼を出す側のお客様に対しての事なんですけど、解らないからご依頼をされるのは重々承知でお話します。
知っておいてくれると作業する側からすると嬉しいなってことをいくつか事例を交えてお話します。
1.それ修正するより作ったほうが早い
良くある話ですが、自社で色々と試行錯誤してWEBサイトを構築した際にデザインがうまく設定できなかったり、機能面で動かなくて、いよいよ困ってご依頼されるパターンがあります。
凄く気持ちは解りますしソースを見れば頑張った形跡がすごく伝わってきます。ですが、残念ながら物凄く読み難くて、それゼロベースから作ったほうが良くないって物は結構あります。
修正する場合って一通りの関連ありそうなファイルのソースを見ていくんですよ。HTMLのソースを辿って、CSS(スタイルシート)を見て、Javascriptを見る必要があるならそれも見て、対応する場所を直して行ったりするんですが、依頼される前段階で色々と手を加えて行ったせいで、いろんなテンプレートやプラグインやモジュールがぐちゃぐちゃに入ってるとIDやclass(内部の設定ですね)がバッティングしまくっていて、思うように修正が進まないってことがあります。
いっそゼロベースから作り直したほうが早いんじゃないかってレベルになることもあります。ちょっとした修正でもこれって起こりえるので、パッとみでここしか直さないんだから簡単でしょって思わないでほしいです。
2.そもそも求めてることと予算が合ってない
最初に書いた事例と重複する部分もあるんですけど、修正依頼を出す際に例えばWordPressのデザイン修正みたいな案件があったとして、細部まで作りこまれたテーマをガッツリ修正して再構築してほしいって依頼は結構来るんです。
2カラムで記事が並んでるのを1カラムにして とか
間にボタン入れてとか
この時だけこうしてみたいな条件付きの物とか
箇条書きで書くと2,3個しかなかったりもするんだけど、実際にそれを直すにはいくつもファイルを直すんです。
これが作りこみが凄いテーマで機能面もガチガチにブーストされてるようなテーマだと中身はかなり複雑になってるんで、まず読み解くことからやるんですよ。どこに何があって、どうなっててってのがテーマによってバラバラなので単純にやれば出来るけど物によっては凄く時間かかります。
作業的に時間がかかるというより読み解くのに時間がかかってます。
スキルが高い人はこの読み解くのに、ある程度経験値とかからどこを触れば良いか予想がつくんです。
だから、項目が少ないからとか、作業が早いから安くて良いっていう価値観は間違ってると思います。
逆に作業が早いから高いんです!
スキルが高いからこそ、そのスキルを習得するのにクリエイターやエンジニアは時間と労力をかけ、教材なども買ったりしてコストをかけて習得しています。
依頼される方は、それをちゃんと理解して知っていてほしい
ただそれだけです。
時々、あからさまに相場をはき違えてる人がいるんで書こうと思ったんだけど、たぶんこれを本当に読んで欲しい人には永遠に届かないんだろう・・・
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