ひとことはなし22

2020年12月22日
 僕は上級参拝する折、時間がある時は「ひのきしん」をさせて頂きます。
最初の頃は、そういう事をしようとは全く思っていませんでした。
参拝はするけどそれだけ。という感じでした。

 以前は上級へ参り、そこで12下りのおつとめを毎日勤めておりましたが、「果たして上級会長様は、僕がここ上級で12下りのおつとめを勤める事をお喜びになるのだろうか」と思案しました。
 恐らく上級会長様は「そのおつとめは、自分のところで勤めさせてもらえ」と仰せになるのではないか、と思いました。ならばどうするか、と考えた時、その12下りをする時間が1時間だとすれば、その分、上級でひのきしんの御用をした方がお喜びになるのでは、と思いました。
 以来、「今日はトイレ。明日は窓。次は」という風に勤めるようになりました。
 僕は黙って勤めて帰りますので、上級の方は誰も御存知ないはずなんです。が、先日も「窓がきれいになりました。ありがとうございます」と御礼を言われるので「なんで分かるのだろう」と不思議でなりません。
 この道は、親から御礼を言ってもらう信仰ではありません。黙って陰で良い事する事をおやさまはお喜びになり、それを実行されたのが本席様ですね。
終わり

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