ひとことはなし10

2022年5月3日

つい先日、背筋が凍るような出来事がありました。

息子は庭師の仕事をしていますが、実際は様々な仕事を親方が受けてくるので、多種多様な仕事内容となります。中には危険な作業も多い。

で、先日夜、妻が自分の状態もよくないのに、血相を変えて僕のところに駆け上がってきました。「これはなんかあったな」と分かりました。
妻が、
「会長さん!00が木の伐採作業をしていた時、木が倒れてきて下敷きになったんです!」と、僕に叫びました。
「00を病院に連れて行ってもらえませんか」と。その瞬間、

「おさづけ」と思ったので、息子を神殿に連れていき、おさづけを取り次ぎました。その時話した内容はこうです。

「お前から言うと曾祖父がいたが知っているか?
この人は、曾祖母と結婚した後、北海道に開拓者として渡り、日々、木の伐採作業をしていたんだ。
ある日、いつものように山に入り伐採をしていた時、誤って、自分の方に木が倒れてきて大けがをしたらしいのや。
その時曾祖母は、あなた、命を頂く為に教校別科(現 修養科)に行ってください。と、主人たすけたさに懇願したそうや。だが、主人はそれを拒否した。
その後、病状が悪化し、遂に31歳で亡くなったのや」と伝えました。

息子は、曽祖父の「生まれ変わり」と、僕は思っていたので「ついにこの日が来たか」と、背筋が凍りました。
前生起こった事は今生も起こる、の通りです。
つづく

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