ひとことはなし7

2022年4月29日

昨日、私は岡山にある「大教会」におりました。月に一度の神殿奉仕当番だったのです。

御用も終わり、帰らせて頂こうと思っていたら、大教会長様が
「ちょっとええか」との事。
ドキッとしながら、お部屋へ案内されました。

そこには大教会の奥様もおられました。

「なんだろうか」と、内心ビクビクしながら椅子に座らせて頂くと、大教会長様が
「奥さんの調子はどうや?」と。続けて
「わしも心配しているが、うちの(奥様)がとても心配していてな。話を聞きたいというから来てもらったんだ」との事でした。

そこから、妻の今の様子を細やかにご説明させて頂きました。この時思いましたね。
「大教会長様や奥様は、俺からすると雲の上の存在や。直に話を聞きたいとは、ほんと勿体ない事や」と、涙がでました。

先日、大阪母の話をしましたが、大教会長様も奥様も同様に、妻の姿を御覧頂く事ができないので心配この上ない、という事でした。

大教会長様は「わしが連山に行かせてもらえたらええんじゃけど、なかなかなあ」とのお言葉に、深い親心を感じさせて頂きました。

お話も終わり席を立とうとした時、大教会長様が「これを奥さんに」と、おやさまのお下がりをお分けくださいました。本当に申し訳なくありがたい事だと思いました。
この親心にお応えしなくては、と気持ちも固めた次第です。

元気に過ごさせて頂けるのは、「当たり前」ではありませんね。

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