絵と詩 

過去が付き纏う
眼を覚ましたい
心から生きたい
そんなわけあるのかな
記憶の沼地に足を取られて
身動き出来ない
嵐は去ったという
雲は黙ったまま
雨は夜更けに
聞こえない遠吠えを
やりかけの絵を
聴こえない灯火を
この前の嘘を
もう一度もう一度
ゆっくりでいいから、眼をひらいて見てみて、怖くないから、何もあなたを傷つけるわけではない、あなたの自由を描く為にその眼はあるんだから、今みえているもの怯えや不安は嘘だよ、あなたのなかにちゃんと生きる喜びの芽はあるんだよ。

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