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双子を出産して夫婦におとずれた変化

先日、たまたま夫の会社が平日お休みだったので、夫婦2人でランチに行ってきた。
普段ゆっくり話すことがほとんどないので良い機会だった。

双子を出産し、子どもが一気に3人に増えて変化したことの一つとして
夫との関係性がある。
お互い協力しあわないと日々を乗り越えられない中、以前よりもチーム感あふれお互いを尊重しあえる仲に変化してきた。

正直、第一子がうまれたときは大した変化はなく、むしろイラつくことの方が多かったけど今は全く文句が出てこない。

それでも双子妊娠がわかったときは想像力が乏しすぎるのか、里帰りしないのに

「育休は2週間が限界。それ以上はマジ無理。」

と言っていた。
3才の上の子がいて、新生児の赤ちゃんが2人いて、両親は遠方で頼れない環境なのに、育休”2週間”が限度と言い放った。

思い返せば、第一子の時は里帰りもせず産後10日目からワンオペだった。大変ながらもなんとか乗り越えてしまい、夫は育児の本当の大変さを感じたことのないまま来てしまっていた。

そんな夫に対して、
「わたしが虐待して子供が死んでニュースになってもいい覚悟があるなら2週間でもいいよ」

と、当時愛知県で虐待死した三つ子ちゃんの痛ましい記事を持ち出し真顔で回答した。

その時は、ごにょごにょ言いながら、「ん~・・・検討します・・・」と言って結局濁してた(どっかの総理大臣みたいだなw)。

その後夫に大きな変化が見られたのは、私のお腹が普通妊娠の臨月サイズを超え、特殊メイクなみにお腹が出てきたあたりから。

普段裸でリビングに出ることはないけど、ある日着替えを脱衣所に持ち込むのを忘れてしまいシャワー後裸でタンスまで取りに行った。

あの時、私のお腹を見た夫の驚いた顔が忘れられない。

「・・・・やばくない・・・・・?」

妊娠後期に入った当時の私の体はお腹の大きさだけではなく、体全身に無数に出てきた毛細血管、妊娠静脈瘤でボコボコした血管、とにかくひどかった。

あの瞬間から夫は激変した。

それまではお願いしないと何もしなかった夫が、私に言われる前にほぼすべての家事をこなすようになった。

結局、2週間の育休が限度と言っていた頃とは打って変わり今の職場では初の男性長期育休(たった2カ月だけど)を取ることになり、そのまま出来る夫をキープしながら今に至る。

夫をここまで変えたのは間違いなくガールズの影響。
単純に1人だけの妊娠出産だったらこうはならなかった。

わが家に双子がやってきた変化その2は、私について。
夫に言われた。

「双子は、もともと子ども嫌いの君への挑戦状なんじゃない?私たちこんなにかわいいのにママは子ども嫌いだなんて言ってられる?」と。

そんな戦略だったのならば、ママは完全に敗北だ。笑

仲の良い友人が出産したり、長男を生んだあたりから子ども嫌いはなくなっていたけど、今はとにかく以前よりも子供がかわいくておもしろくてしょうがない。

みんな違ってそれぞれみんな愛おしい。

そんな風に心から思うようになったのは、完全に娘たちの力。
娘たちをかわいがる私をみて夫に、
「子ども嫌いどこにいったの?」としつこくいじられ続けている。

これもおそらく1人だったらここまで変化しなかった。
赤ちゃん2人の可愛さったらほんと破壊力半端ない。

もうすぐで息子は4歳、娘たちは1歳になる。

そんな節目に、わたしらがんばってるねと、夫と久しぶりにゆっくり話す時間を持てたのは本当に良かった。

でも、この今の関係って子供ありきだから子供の手が離れてもお互い良い関係でいられるのか正直疑問ではある。

結婚して約半年で第一子がきたので、2人の生活はあまり長くない。
「家庭を作る」という共通認識がなくなったとき、どう変化していくのかな。

来週は子どもたちみんなの誕生日だ😊
(3才兄と双子の誕生日は4日違い)

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