「やりたい」をとことんやらせてあげられない双子育児の現実
赤ちゃんの発達にはそれぞれ段階があるらしく、”本人が今夢中になっていること” が赤ちゃんが今習得すべき発達課題であると。
なので、やりたい事をとことんやらせてあげるのがいい、と知り
長男の時はとことん本人の「やりたい」に付き合ってきた
例えば・・・
・手づかみしたそうならどんなに散らかろうが手づかみ食べさせていた
・みそ汁に手を突っ込みたいなら突っ込ませて好きなように食べさせていた
・ポットン落としがしたいならバリエーション増やしつつ色んなポットン作ったり買ったりして遊ばせた
・台所も冷蔵庫もフルオープンにして野菜に触れたりフライパン触らせたり家中で野放しにしていた
・大人の箸を持ちたがれば持たせてあげた
そのおかげで息子はとても器用になったと思うし、例えば箸も補助箸を使うことなく、親が教えることもなく勝手に2歳半の頃から使えるようになっていた。
本当に1度も教えたことないし、箸が使えるようになるよう促したこともない、何もしていないのに気づいたら勝手に使えるようになっていた。
それは息子が箸への興味を持ちだしたころから、しっかり本人の欲求を満たし続けてきたからだと思う。
その前準備として、本人の手づかみ食べ、みそ汁ぐちゃぐちゃ食べ、とにかく色んな欲求をその都度満たし続けてきた。
何も言わず本人のやりたいようにやらせた。
それが結果よかったと、今の息子をみて実感してる。
でも
双子で、そこまでやらせるのはかなり難しい!
1人でも離乳食は充分カオスなのに、2人いると片づけがとにかく大変。
片付ける範囲も広いけど、1人の体からこびりついた米粒を落としている間にもう1人が米粒全身につけたまま布団の部屋に脱走していく。
ちょっと待てえええええええ!!!と格闘している間に息子が
「ママ~、おかわりー!ママ~、お水頂戴~!ママ~、こぼしちゃったああ!」
とか叫んでいる。
息子は補助なしで食べられるようになっているけど、完全に手が離れているわけではない。
息子の要望に答えながら双子の好き放題離乳食に付き合うことが困難で、双子の「やりたい」には全く付き合ってあげられていない。
スプーンで与えてしまう事の方が多いし、本人が食材を触りたがったり握りつぶしたそうにしても、
私は見て見ぬふりをする…
ご飯の食べ方だけではない。
絵本を読んでいても、双子それぞれが違う箇所や本に反応したら、それぞれの反応にしっかり答えてあげられないことも多い。
今「だるまさんの」読んでいて1人は楽しんでいるのに、もう1人が「もぐもぐがじがじ」読んでと持ってきたり。
「もぐもぐがじがじ」は後で読むね😊と伝えるけど、「だるまさん」が終わったころには「もぐもぐがじがじ」の絵本のことなんて忘れている。
赤ちゃんの興味なんて0.5秒で移ろいゆく。
その一瞬一瞬に都度答えてあげることが大切だと考えているけど、その欲求に答えてあげられることが本当に難しい。
欲求に答えること
赤ちゃんのやりたいをサポートしてあげること
これって言葉や知能の発達にすごく大切なことだと信じているけど
双子には全然出来ていない。
そのおかげで言葉も発達も色々遅い気がする。。。
どうしたらいいのこれ!?