回るレコードのように

終始、唸り声を上げていた。

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そう、とうとうこの日がやって来た。

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Accident Instantaneさんがやって来る日。

ちょうど買い出しか何かで私が店を出ていた時に来たようで、荷物を置いて丸亀を探索しに行ったようだった。

そしてイベントの準備をしているところに戻って来た。

軽く挨拶を済まし、準備が出来たところでリハをお願いした。

やはり言葉が出て来ない。

なんて声を掛ければいいか分からない。

唸りながら只々、身振り手振りだった。

あちらも母国語では無いのにわざわざ英語で話しかけてくれる。

それすらもままならない自分が不甲斐なかった。


かつて香港の結婚したての夫婦が日本に新婚旅行に来た際、

マイゴ に寄ってくださった時の事を思い出した。

そのお二人は日本に詳しく日本語の歌も歌える。

他のお客さんは何となくカタコトの英語で何やら話せている感じ。

なのに私は会話すら出来ず、酒もだいぶ入っていたので泣いてしまった。


今回もそんな状況なのに、あれから何年も経っているのに未だに何となく、言いたい事がわかるがこっちの気持ちを伝えられない。

唸り声を上げていた。

そして、私のリハ。

そのリハ後。むちゃくちゃ私に話しかけてくる。

大体のやり取りはこうだった。

Accident Instantaneさん「月にどのぐらい歌ってる?」

私「Play?月に10回ほど。」

Accident Instantaneさん「フランスに来ないか?」

私「へ?」

私「フランスへ?」

私「うーん、、、。」

またも唸ってしまった。


そして、狩野幸子さんのバンド、ザ・ジェニイズさん

のリハ。

ドラムさんが仕事で間に合わないとのことで急遽、フランスではドラムも叩いているAccident Instantaneさんにお願いしてみる。

快く叩いてくれた。

そして、オープンに間に合ったtomo armstorongさん。

いよいよ本番である。

1,ザ・ジェニイズさん

2,tomo armstrongさん

3,Accident Instantaneさん

4,custom radio

5,セッション

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この写真しか残ってないのが残念だが

Dr Accident Instantaneさん

Ba tomo armstrongさん

Gu custom radio

の写真。

ライブの音どころか写真さえない。

残念である。


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レコードを頂いた。

レコードプレス、してみたいが、、、。

売れるのだろうか?

自分はプレイヤーもあり、このレコードに楽しませてもらった。

プレイヤーも無ければ楽しむことも出来ない方は残念だと思う。

レコードでしか楽しめない音がある。と私は思う。

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打ち上げ写真。

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3ショット。


打ち上げ中、この写真の時にまたまたAccident Instantaneさんから

Accident Instantaneさん「フランスの田舎町を一緒に回ろう!来年の9月に!」

私「行きたいけど、、、うーん、、、。」

Accident Instantaneさん「うーん、、、。気持ちはわかるよ。でも、一緒に回りたい。」

一緒に唸っていた。唸ってくれた。

Accident Instantaneさん「来年5月にまた日本に来るから。その後に行こうよ。」

私「うーん、、、。」

曖昧な返事は良くないことはわかっているが、

この時、返事は保留にさせてもらった。


この時はまだ自分が行こうと思うようになる事もまだ知らない。


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