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夢を掴むのは誰だ。GTC国内最大級のPUBG MOBILEオープントーナメント 【セミファイナル編】


 5月5日に始まったGame Tector主催のGT championship。

今回はそのGTCのセミファイナルステージの見所や注目チームを追っていきたいと思います。

GTCとは?


 「参加を通じてゲーム仲間と繋がれる大会管理サービス
GameTectorが送るPUBG MOBILEのオープンリーグです。
使用端末はスマホに限定され、賞金総額10万円。
プロ、アマチュア問わず参加できる、多種多様なチームが火花散らす熾烈なリーグとなっています。

 全3グループのグループステージを経て上位10チーム+招待2チームがセミファイナルに進出。
そしてファイナルステージで選ばれた上位16チームが賞金と夢を掛けて争います。

公式Twitter


さて今回はセミファイナル編です。

早速結果を見ていきましょう!

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 セミファイナルAグループでは撃ち合い自慢の
LoL Gaming EAOU
FOR7
ENTER FORCE.36
STYLE

 Bグループではムーブの練度にモノを言わせた
PHALANX
FOR7 Youth
MX4
FENNEL
 が激突。各グループ戦闘とムーブに力を注ぐチームが大きく分かれ、ファイナル進出を疑わなかったチームが敗退するなど、たいへん混戦模様でした。

今回もまた、注目チームをピック、各グループの注目ポイントを上げながらチェックしていきたいと思います!

まずは…


"PHALANX"



 グループステージの記事でも紹介した
"強固なポジションキープ力とカバーの厚さで強ポを生かし生存ポイント、キルポイントの両方を両立していくチーム"
 今回のセミファイナルステージも全くのこれが全てでした。Bグループは特にムーブに力を入れてポイントを伸ばすチームが多く、しかしPHALANXはその全てを退け、確固たる自分達のムーブを淡々とこなして、圧倒的とも言える力量差でBグループを制しました。

そんな彼らはDay2で3連ドン勝、Day1でも16killドン勝を挙げ、トータル132ptでABグループ併せてトップ通過となりました。

ファイナルステージでもその手堅く堅実なムーブでキルとドン勝を重ねていくと思うと、今からワクワクが止まりませんね!!!!



"Relaxedly Strelitzia"


3連ドン勝?Aにも居るぞ。
そうなんです。Aグループにも居るんです。
  Day1名だたる腕自慢戦闘狂グループの中で、その巧みな外周ムーブで端から侵略し、ポイントを重ね、ポジションも確保、お手本のような外からの攻め立てムーブを決めまくってAグループ1位通過を決めた"Relaxedly Strelitzia"
 その囲い込みや広く等間隔に展開するポジションのキープ力、4〜5フェーズからの安全地帯を背負っての戦い方、安全地帯が背後にある故のムーブの巧みさが彼らを3連ドン、さらには弾幕飛び交う戦闘狂Aグループで1位通過という結果に導きました。

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北側:移動はブルーゾーンより少し早い

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南側:余裕があれば広く広く展開し

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南側:際から抑えて他を退け家屋を確保、その後ドン勝


"LoL Gaming EAOU"



 そして撃ち合い混戦模様Aグループをパワーで制して2位通過はLoL Gaming EAOU。
プロチームのひしめき合うGTCの中で彼らはアマチュアチーム。しかし瞬間火力において他の追従を許さず、単にフィジカルでゴリ押すだけで押すのではなく駆け引きに持ち込む上手さ、有利性を押し付けるテクニックを持って理不尽にゴリ押す強さを持ったアッパーなチームです。

 AB両グループで最多キルを誇りAグループのキルランキング1位に躍り出たPang D選手。
 一時代昔のトラウマを想起させる名前ですが、なんとDay1Day2両日合わせたチームキル数の約半分を彼だけで獲得している、末恐ろしいキルポテンシャルの持ち主です。
 そんな彼を主軸に置き、ひたすらに蹴散らし倒し波乱を巻き起こすアマチュアチーム"LoL Gaming EAUO"に期待です。


"FOR 7 Youth"



 FOR7の姉妹チームとなる"若い力"を集めたYouthがBグループ2位通過。
セミファイナルからJL参加チームであるFOR7と原宿ストリート Gamersが招待され、AグループにFOR7が、Bグループに原宿が出場していました。FOR7はAグループを勝ち抜きファイナルステージ出場、原宿はBグループで振るわない結果となってしまいました。
 そんな一線のプロさえ落ちるムーブの地獄Bグループにおいて、FOR7の若き力、万能型であるFOR 7 Youthがセミファイナルを突破しました。

 Youthの彼らのスタイルは本当に「なんでもやる」というところ、臨機応変にスタイルを変えながらファイト、センタームーブ、外周ムーブ、スプリット、スカウト。マジでなんでもこなしながら、盤石に事を進めるバランシーなチームとなっています。
 特筆して書くべきことは、彼らのErangelのランドマークが南の島の軍事基地であり、FOR7が執っていた、南から北上する割と遅めなムーブをよく選択すること。
 それに伴って第2フェーズ目が始まった頃には中央部がぎゅうぎゅうとなっていて、彼らは外周からの駒を進めていかねばならないのですが、不思議と中盤フェーズ以降しっかりとポジショニング出来ていることが多く、また次のフェーズに繋がるポジションまで広く展開できていること。またその意識づけがしっかりしているところです。

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西側の橋から上陸後、最南端のポジション

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しかしその2フェーズ後には安全地帯北東にエントリー

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北側安全地帯、西側の橋には検問の"PHALNX"

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yagi選手が先に上陸、検問を排除し、即座に後続が上陸

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さらには向かいの丘も制圧しポジション拡大

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そしてガソリンスタンド側も自ら潰しセーフゾーンへこの後ドン勝

Youthながらムーブや要所要所の引き出しの多さは他チームに引けを取らず、個々の対応力も高いレベルが備わった万能型の素晴らしいチームです。

最後に…

いよいよ今週はファイナルステージ

各チーム、グループステージとセミファイナルを経て特色あるチームが出揃いました。

 ファイナルステージではPMLJでお馴染みのキャスター陣の方々を迎えて盛り上がっていきたいと思います!

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実況🗣シンイチロォさん
解説🎙YamatoNさん


それでは今週もありがとうございました😊
来週もよろしくお願いいたします🤲


                 ✍️界隈図鑑

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