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ヨルハ機体製造記録〜スキャナー二十一号〜

こんにちは、こんばんは。神無遊です。
皆さんは、ヨルハ機体スキャナー二十一号をご存知でしょうか。彼女は「音楽劇ヨルハver1.2」に出てくる2Bや9Sよりも一つ前の世代のヨルハ機体であり、A2と同じ世代ということになる子です。A2のチームメイトであった彼女の功績と軌跡はぜひ舞台やアニメ版NieR:Automata ver1.1aにて見て欲しいと思います。
神無はそんなスキャナー二十一号が大好きなただのオタクです。

さて、前説はここまで。受験勉強をほっぽって今回は愛するスキャナー二十一号ちゃんのドールを作りました。ねんどろいどどーるが元なので見た目が丸っこくもっちりとして(触ると硬いです)おり、大変可愛らしい仕上がりになりました。素体や髪の毛のパーツ、塗装するペンやドールアイまでも全てが通販で揃うので、現在製作中の推しぬいよりも大分楽に作れたなというのが私の印象です。ただお金は凄くかかりました。初期投資、大変。

ここからは制作の手順というか、パーツを揃えたり削ったり塗ったりといった順番を書いていきます。素人の自己流ではありますが、いつかあなたが推しヨルハ機体を製造する際の参考になれば幸いです。


眼福

1.素体やボディ、フェイスパーツやドールアイを揃えよう

まずは髪パーツを探します。ねんどろいどの髪パーツのみを売っているネットショップもありますし、値段も本体を買うより比較的お手ごろ(3000円〜)でパーツ自体の入手難度は高くないと思います。ただ、100%思い通りの形をしたパーツが手に入るかどうかは全くの運です。多少パテで盛ったり、逆に削ったりしないといけない事も多いと思いますので、そうしたら多少お金がかかりますがココナラとかで改造を受け付けている人に頼んでみたりしてはいかがでしょうか。自分でやるのはリスキーという方にはオススメです。自分はメルカリで似た形のモノを買いました。アホ毛を削る(後述)のがものすごく大変でした……。 

髪を手に入れたら次はボディです。こちらはユザワヤで「ねんどろいどどーる archetype1.1:Women(カラーはcream)」を購入しました。確か2000円くらいしました。台座と首と体をくっつけるヤツ(ジョイント?)、手のパーツがいくつか付属しています。ただ、なんだかWomenモデルだからか胸が大きく、先にお迎えしていた1/12ドールの服のトップスはほんの少しキツめです(しかし違和感なく着られます)あと1/12ドールのスカートはウエストのサイズ違いで着られませんでした。また写真でも着ている通りワンピースは問題ありませんでした。
ただまだ多く服を持ってないし着させていないので調査中です。不安な方は同じくグッドスマイルカンパニーから出ているねんどろいどどーる専用のコスチュームを着せてあげてください。セーラー服とかメイド服なんかもあります。

どかどか行きます。次はフェイスパーツとドールアイです。フェイスパーツとドールアイはメルカリで購入しました。フェイスパーツは既に出品者様がメイク済みのモノを購入しましたので今回自分はメイクしてません。ドールアイも色のみ合わせて買いました。検索すると色々出てきますので、ぜひイメージにあった顔を見つけてみましょう。メイクのオーダーを受け付けている出品者様がいらっしゃったり、のっぺらぼうのフェイスパーツなんかもグッドスマイルカンパニーから出ているので、オーダーしてみたり自分で思い切って推しの顔を描いてみるなんてのもいいと思います。
ドールアイも出品者様がレジンで作ったもの、既製品を手放したものと色味も多岐にわたって出品されています。ちなみに、アイのデザインに大きく左右されますが、ねんどろいどどーるのアイは10mmの物がちょうどいいです。

髪パーツ、ボディ、フェイスパーツ、ドールアイ。ようやく全てのパーツが揃いました。次は最大の鬼門、髪パーツの改造です。人によっては「顔描く所でしょ」「いや髪パーツ揃える所でしょ」と鬼門が違うかもしれませんが、本記事ではここを鬼門とします。キャンプ地にはしません。
今回はただのセミロング外ハネヘアにするため、横に飛び出ている髪の毛を削りました。
写真撮り忘れましたが、デザインナイフで大まかに削り、そこから電動ネイルファイル(模型用にちゃんと買いました)でデコボコをならしていくというなんとも地道な作業です。手間もかかりますが、ここが一番大事だと思います。

今回元になった髪パーツ

今回は元の色がブラウンと相性の良い薄いクリームホワイトと淡いピンク色だったことでそのまま削ったあと塗装に入ることができました。
地の色が濃い色だった場合は、発色を良くするためまず白い塗料などで塗りつぶしてから改めて好きな色を塗るといいと思います。

塗っています

写真が無くて申し訳ないのですが、今回使用した塗料は「ガンダムマーカー ブラウン1」です。ペンタイプで手も汚れないし値段もリーズナブル(220円くらい)。タミヤカラーとかだと薄め液だのなんだのを買わなければいけないし模型とかやってない人は多量に余らせてしまうと思うのでガンダムマーカー、大変オススメです。余る量も少なくて済みます。
ただし、ガンダムマーカーは水性なので濡らしたりすると直ぐに落ちます。スレにも弱いです。パーツをよく乾かしてから触るようにしてください。あと塗ったあとはツヤ消しとか塗るといいみたいです。

右が二度塗り、左が一度塗り(色味比較)


一度目のが完全に乾いたらもう一度塗ります。ただ、塗らなくてもいいと判断した場合は塗らなくてもいいです。ここは好みの問題になってきます。写真が参考になれば……。


二度塗り完了。毛先の塗れていない所は後で塗りました

こんな感じで、髪の毛の改造は終わりです。フェイスパーツやドールアイ、ボディが揃っている場合は塗料が完璧に乾いたのを確認して手順通りに組んでいきましょう。

頭部組み合わせ手順は↓
1.フェイスパーツのアイホールにドールアイを装着する。(アイを抑えるパーツがフェイスパーツには付属しています)この際焦点が合わなかったりぎょろぎょろしたりするので調整してあげてください。また、目の上下にも気をつけてくださいね。
2.後ろ髪にフェイスパーツを付ける
3.首ジョイントを下に装着する
4.前髪をつけて固定。

これで頭部は完成です。完成後もアイはちょっと動くので、ちょいちょい指先で調整してあげてください。あとはボディと服を装着すればあなただけの推しヨルハ機体ロールアウトです。

可愛い

3.終わりに

これで製造工程は全て終了です。飾って愛でるもよし、連れ歩いて写真を撮るもよし。

ここから所感です。完全に個人的な感想になります。

お金がかかりました。とても。すごく。

1万5000円くらいかかった気がする。ただ、1万5000円で推しを作れると思うと安い気もする。ここは自分の給与明細に聞いてみたい。
バイト代を貯めておいてよかった。

あなたがいつかヨルハ機体をお迎えする際の参考になれば幸いです!あっ、もしよろしければ私のTwitterにも遊びに来てくださいね!(@aji__wo__Kutta)でNieR:Automataについてオタ活してます!

人類に栄光あれ!

2023/08/01 神無 遊 

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