不採用⑨

ー 無人島にひとり流れ着いた津田。
手持ちはウォークマンしかなく、ウォークマンを海へ投げ捨て、森へ行き、助けが来るまでの飲水や食料を探すことにした。
着ていた「血が止まるくらいのピタT」がブカブカになるくらい、ヒルに血を吸われたり、大量の蜂に追われ、プルプル震えながら「こんなもんやってらるか!」と叫んだりしながらも、一日ずっと森を歩き回り、ついに津田は水を見つけた。津田はその水を少し飲んで「この水飲めますよ!」と叫び、ごくごく飲んだ。喉は潤ったが腹が減ってきた津田は家族やすー姉、西澤やぢゃいこのことを思い出し、涙を流す。
そして意識が薄れ始め、走馬灯のように色んな思い出が浮かび上がってくる…
「みなさんこんばんは!今週から始まりましたよなよな!木曜日を担当させていただきますダイアンです!よろしくお願いします!」

「…ねぇ…素晴らしい…」

「…あぁ…ええ…ちんぽ…!!」
…数時間後、倒れている津田の長く伸びたヤン毛が奇跡的に「SOS」という文字になっており、それに気づいたヘリコプターが浜辺へ着陸した。
しかし助けが来た時には、先程飲んだ飲水(のみみず)に入っていた有毒物質により既に津田は亡くなっていた。 ー


2019年2月4日のメモより。

たぶん「この水飲めますよ」の所から無理矢理広げたようなギリギリ絞り出したネタ。

津田さんが兄貴のウォークマンを川に投げたエピソードあんまり誰も使ってないよな。

津田さんが思い出した「家族・すー姉・西澤・ぢゃいこ」の順番何気に好きです。

んで自分の大好きな死ぬオチ。「死んでもうてるやん」って言ってもらいたかった。


あと1つ…。流石に不採用とはいえ載せれるレベルではないネタを2つ程飛ばしました。載せるものなくなったらまとめて未完成のやつとかと一緒に載せてnoteに蓋しよっと。

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