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すべてのエンタメに幸あれ!!UMake大阪無観客ライブ感想

他のnoteでも散々紹介している通り、3/15(日)に私の大好きなUMakeというユニットの大阪公演があった。
大阪公演があった、と言っても無観客ライブであり、私は現地ではなく家のPCからそのライブを見ていた。
有難いことに本来の大阪公演は延期であり、彼らに会う機会はまだ用意されている。でもやっぱり悲しかったし、他のイベントと合わせて無くなったことを恨んでもいた。

だが、そんな私の憂鬱さを吹き飛ばすぐらい、彼らの無観客ライブは素晴らしかった。

公式からセットリストの発表が出ている訳ではないので、一曲一曲への感想を述べることは控える。公式から出たら、是非セットリストも紹介したい。

昨今の事情から、無観客ライブは色んなアーティスト・コンテンツで行われていたけれど、私はどれも見なかった。家で盛り上がれる自信が無かったし、落ち込んだ気分のまま盛り上がっている人たちを見るのもちょっとだけ辛かったから。
だから、私にとって初めての無観客ライブがUMakeの大阪公演だった。

フォロワーさんたちが準備をして、私も何だかソワソワして、映像が切り替わってギターの音が聞こえる。
普段とは違い、彼らの円陣も見ることが出来たけど、そこにあるのは私がよく知る「ライブ」の光景だった。
ライブとは空気感の共有、「いま・ここ」の共有だと何かの文献で読んだことがあるが、その通りだと強く感じた。一緒に楽しんでいる人たちがいて、目の前にはこれからライブをする彼らがいる。
何だか遠い世界のように感じていた無観客ライブが、急にリアルなものとなった。

1人で見るのが怖いと喚き、何人かのフォロワーさんとチャットを繋いで見ていたのだけれど、「私・ライブメンバー・見ている人々」が本当に同じ空間にいるように感じられた。

無観客ライブならではの試みも沢山あった。
誰もいない客席を使ったり(走り回ってたし、スタッフさんにマイク向けたりしてた)、カメラに向けて沢山のファンサをしてくれたり。
命がいくつあっても足りないので勘弁してほしい。聞いてない。
でもそこで撃たれるのも、「ライブ」だと感じているからこそなんだなと思った。後で見返しても刺さるのだけど、やっぱり目の前でされるのは破壊力が違う。あの時私が感じたのは、そういう「生」の破壊力だった。

気が付けばあっという間に時間が過ぎていて、疲労感もライブを見たあとのそれそのものだった。
東京公演のように腰をやりはしなかったけど、心地よい疲労感があった。
彼らから八王子での追加公演という嬉しい発表もあったけど、何よりも彼ら自身がエンタメの力を信じてくれていることが死ぬほど嬉しかった。

私が見る前に無観客ライブに感じていたのは消極的な、カウンターとしてのコンテンツだったけど、
彼らが私たちに見せてくれたのは積極的な、前を見た「ライブ」だった。
そしてなんと、その先まで示してくれた。

ありがとうございました。支離滅裂な感想になってしまったけど、本当に楽しかったです。
5月の八王子も、その先の大阪も行きます。
(八王子はチケット当てないと……)

ありがとう、UMake。これからもチームの一員として応援させてください。

すべてのエンタメに幸あれ!!by伊東さん

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