【🥌JCA公式カレンダー「次の1投」どうする? 1月】

1月8日21:00〜から配信される『#カーリング沼 へようこそ』内で答え合わせされる予定の1月の問題の自分なりの回答をここに記しておきます。

配信前なので問題図は割愛♪

「こうするのが筋」みたいなセオリーはあるのでしょうが、正解のない局面だと思うので、好き勝手に考えてみました。

《我輩の回答》

センター付近の赤のガードを払いますが、単にテイクするのではなく、ウィックというかスプリットにして、🔴をハウス外の10時半付近、🟡を1時半付近に残す(図①参照)。


[考え方]
(黄の考え)🔴No.1を動かしてNo1をつくりたい
(赤の考え)🔴No.1を動かさず守り切る・動かされてもNo.1で残る形にしたい

(図①)で赤ラストの対応
(1)ガードを置き直す
(2)ハウス内12時付近の🟡に半分程度隠れるように🔴No.1に縦気味にフリーズ(図②)


(3)No.2🟡にヒットロールしてNo.1🔴のキャッチャーにする(図③)

(1)ガードを置き直した場合、問題図にアングルに使えるストーンが2つ加わった状態となる。ガードを置く位置にもよりますが、投げ手からNo.1🔴が見えていれば直接テイク、隠されていたらアングルレイズ(ジャムを警戒するなら1時半の🟡を利用する[内当て]選択肢が最善か)を狙って1点確保する。

(2)のフリーズが決まると前からの一投でダブルしづらく(赤一つはテイクできるが、フリーズしたストーンがNo1で残る)、ドローでNo.1を取るのはほぼ不可能。 12時の🟡を飛ばしてダブル狙い、または、またはアングルでのダブル狙いになる。

(2)の形が最も対応しづらい印象ですが、この形にできなかった場合、例えば🔴ラストをNo.1🔴の10時方向にフリーズしてしまうと投げ手から見えているので🟡ラストでヒットステイのダブルが狙いやすくなる。そのため、このショットを狙わせてミスを誘発する、という駆け引きにはなりそうです。

(2)の形を作られても(図②)横から狙える範囲が比較的広く、左右どちらのアングルでもダブルテイク(あるいはレイズ)が成功しやすいのではないか、と考えます。難易度が高そうなので、左右どちらか決めやすそうなショットを選択する。12時付近の🟡を飛ばす選択肢も残ります。

(3)の場合(図③)、No.1〜No.3が🔴ですが、No.1が見えているのでソフトレイズでステイできればNo1は取れそう。3スチ局面ですが、1点勝負なので圧のかかり方はさほど大きくないのではないかと想像します。

以上、アイスの状態、曲がり、重い・軽いなどを勘案して最も決めやすいショットを選択することが可能な局面をつくり出せると思います。決まるかどうかは、ラストロックを投げるあなた次第ですが、相手に難しい選択肢を残すので心理的プレッシャーをかけるなど駆け引きになりうる印象です。

なお、アングルに使えるようにストーンを残せず出てしまっても、前のガードは無くなるので、🔴ラストでガードを置き直してNo.1が見えなければ前の🟡から飛ばしてテイク、見えていれば直接テイク。最悪の失敗は開き切らず2つとも残り、ガードが増えるパターン。これは避けたいです。

その他、🔴ラストで図①のハウス外左右の石を利用するショットもありそうですが、🟡ラストの投げ手から🔴No.1が見えている配置が残るので、直接テイクのほか前から飛ばすレイズ、ハウス外からのアングルの選択肢が残ります。

あくまで素人考えで誤解や読み抜けもあるかと思いますが、図面上は可能であるように思えます。
「ゆりかタイム」の夕梨花選手ならキッチリ決めてくれそうですが、リードがフォースの2投を担当する事はありませんし・・・。

実際、こういうショットは可能なのでしょうか?
可能である場合、実際の試合で選択する可能性はあるのでしょうか?
また、選択する場合、どういう条件が必要になるのでしょうか?
競技者としての見方が知りたいです♪

#カーリング沼

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