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デザイン変えたければ、スタイル勉強する前に、コーム変えたら?

今日は「デザイン変えたければ、スタイル勉強する前に、コーム変えたら?」というテーマでお話ししていきます。

よく、新規で来て下さるお客様が言われる言葉ですが、「違うヘアスタイルを色々伝えるのですが、毎回結局同じになる」

これ、一度は聞いたことありませんか?
そして、やってしまいがちです。それも気づかない内に、、、、、
美容師歴が長くなればなるほど、その穴に落ちてしまいがちです。

なぜそれが、起こってしまうかと言うと、

カットが上手くなってくると、自分の提案がお客様に通りやすくなってしまうと言う事が上げられると思います。

上手くなればなるほど、客離れを引き起こすロジックが生まれてきます。
あれ、今まで、上手くなって、お客様をたくさんゲットするぞ!って思いでやっていたはずなのに、客離れの為に、上手くなっていたなんて。

よくわからなくなってきますね。
ポイントは、技術に身を捧げている人ほど、その技術に酔ってしまい、
お客様の気持ちを組みきれなくなってくると言うことです。

新しいスタイルを勉強して、早速、お客様に落とし込もうとします。
カットが上手い人は、おそらくできてしまうでしょう。

ただ、そこにオリジナルなテイストを加えてしまいがちなんですね、
これも気づかない内に。

有名なアーティストがカバー曲を歌ったら、自分の持ち歌のように歌ってしまうアレです。

お客様からしたら、多少のヘアスタイルは変わったとしても、同じような雰囲気になったなって、感じてしまうんですよね。

これが、お客様が「マンネリした、毎回同じになる」って言われる原因です。

じゃあいくら勉強してもダメなのか?
って言われるけど、もちろんそんなことはありません。

解決策は、2つ
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1、あえてお客様の言いなりになる回を作る
2、道具を変える
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1は、いつも提案しなきゃとか、喜んでもらわなきゃと思って、色々、角度を変えて提案するのですが、人間そんなに簡単に変わるものじゃありません。変えているつもりでも、結局一緒なんですね。ポン酢がゆずポンに変わるくらいの違いです。
#分かる人には分かる

なので、与えるか受け取るかを変えるんです。立場逆転です。
格闘技だと、マウント取るか取られるかで生死に関わるくらいの変化があります。

#女子にマウント取られがち

これなら、お客様も新鮮な気持ちになります。聞き上手美容師さんなら、あえてマウントを取ってみる。

そして、2の道具を変える

これは、わかりやすいですよ、確実に。
道具が変われば、全てが変わります。包丁が変われば、玉ねぎみじんぎりしても目がしみないんです。
切り方は変わってないんです。
それだけ、変化が起きます。

ちなみに、僕は知ったのは、3年くらい前ですね。

それまでは、技術一辺倒のサロンにいたので、1〜10まで全て決まっていて、だから、ある意味、誰がカットしても同じようなヘアスタイルができると言う、
ある意味素晴らしいブランディングになっています。

が、やっぱり、お客様は飽きてしまうのでね。

特にコームは変えれば、ヘアスタイルは一気に変わります。

次回は、僕が使っているコーム3種を説明していきます。
そのうちの一つは革命的な発見をしてしまった愛用品で、
カットがうまくなったって、自分でも思いました。

道具は大切

それでは、また次回!



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