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「適職の結論」と私の行動変化について

最初に

本noteは、utsuさんサイン本プレゼントキャンペーン(https://note.com/3utsu/n/ne63cf29994bb)に応募するために書かれたものです。
2020/12/20までに「適職の結論」を読んで変わった自分の行動をnoteに書くと、utsuさん直筆のサインとアドバイスが書かれた本がもらえる可能性があります。興味がある人は一緒にやってみましょう!
・・・・・・というわけで、あえて最初に宣伝を入れてみました。

私のプロフィール

私は、社会人になって十年ほどになるITエンジニアです。utsuさんと同じく、外資系のIT企業で働いています。
転職してまだ一年しか経っていないので、次の転職を考えるのはまだ早いと考えながら、先日、utsuさん著「適職の結論」を読みました。
読み終わって理解したのは、この本は、転職を勧めるための本ではなかったということです。
この本は、自分のキャリアを見つめ直し、自分が進みたい方向に進むための本だったのです。
このnoteでは、自分がこの本を読んで自分が何を感じ、また自分の何を理解できるようになり、どう行動しようと思ったか、を書いてみようと思います。

私が転職をした理由

私は一年前、日系IT企業から外資系IT企業に転職しました。
「英語を使った仕事をしたかったから」というのがその理由でした。
新卒の頃、『3か国以上の異なる母国語(異文化)を持つグループ内で英語を使って仕事をしたい』と考えていた私は、30歳を過ぎて、いつまで経っても外国人どころか、業務上で英語を読み書きした経験すらない自分の状況に焦りを感じ、転職をしました。
外資系に転職して、しかし現状実際に業務で英語を使う機会はあまりないのですが、少なくとも英語に触れる機会は増えており(突然海外の人からチャットで質問をされたりすることはありました)、今は職場に慣れながら英語を使った仕事をする機会を狙っている状態です。

「適職の結論」とは何を伝えているのか

冒頭でも書きましたが、この本は、実はそもそも転職を勧めてはいません。
『しっかりと自己分析をすることによって、自分に適したキャリアを選び、進んでいこう』というのがメインメッセージの本なのです。
自己分析をする上で転職にも役立つ考え方を学べたり、キャリアアップをする上でどのように会社で立ち振る舞うべきかが書かれています。

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ありきたりな話かもしれませんが、上記のハイライト部分がこの本の根本ではないかと私は考えています。

自分の行動は変化したのか、どうなったのか

そういったわけで、私はこの本を読んで(この本だけでなく、youtubeでutsuさんの動画を見たり考えを聞いたりした部分のほうが大きいのですが)、『そもそも"英語を使った仕事をしたい"の先の目的は何だったのか』、『目的を実現するための自分の強みとは何だったのか』を深く考える様になりました。

そしてふと気づいたのは、『私が英語を使いたいといって転職したのは、実は英語が苦手だった前職の先輩を見返してやるためだったのかもしれないなあ』と思いました。

思えば、私はともかく能力が低い割にプライドが高い人間でした。
優秀な先輩に追いつきたいと思いながら、いつも同じことを繰り返し指摘されながら、ほんの少しずつしか改善できなかった社会人数年目のことを思い出します。

結局私は、前職で、優秀な先輩や上司の指示にしっかりと従える優秀な社会人にはなれませんでした。
今思えば、部署の雰囲気や考え方やスタンスが私の得意とするやり方と異なっていたのですが、それでも私は、周囲に認めてもらえなかったことに強い悔しさと苛立ちを感じていたのです。
そこにいた優秀な先輩の弱点の一つが、とにかく英語が苦手で嫌いなことでした。彼をなんとかして超えるために、私は英語力を使った仕事をすることを目的としたのかもしれないな・・・・・・とふと感じました。

そしてもう一つ、『能力が低い割にプライドだけは高い』自分が、どうにかこうにかここまでやってこれた理由にも気付くことができました。
私の最大の強みは『長期的なスパンでクリティカルな目標を正しく認識でき、そこに自身が持つ全リソースをつぎ込んで達成できること』だったのです。
私には、受験・進学・就職・転職(+結婚)という大きな人生のイベントがありました。
これらのイベントに対し、私は、(就活は一度失敗しましたが)、前々から入念な準備を行い、自分が持つ知識・時間・コネクションを最大限活用することによって、背伸びした目標をクリアしてきたのです。

これからも私は、当たり前の地道な努力を継続しよう、それこその私の人生のベストプラクティスなのだから。
このように自分という人間のストーリーを話せるようになり、それに沿った行動が何か理解できたのは、この本を買って考えることができたおかげだと感じました。

最後に

最後になりましたが、「適職の結論」を読んで気になった一文を紹介します。この本を買って最後まで読んだ人のみがわかるあとがきの一文です。

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解説はしません。読んで感じてください。とても強烈で、私の心の針を撃つ、utsuさんの文才を見せつけられた一文でした。

以上です。

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