見出し画像

AWS 認定 アソシエイト三兄弟を制覇したはなし

AWS 認定とは

AWSの専門知識を持っていることを証明するもの
レベルによって次のように4つに分類分けされている
・基礎コース
・アソシエイト
・プロフェッショナル
・専門知識

基礎コース

6 か月間の基礎的な AWS クラウドと業界知識

該当するAWS認定は以下
・AWS Certificated Cloud Practitioner

アソシエイト

1 年間の AWS クラウドを使用した問題解決と解決策の実施における経験

該当するAWS認定は以下
・AWS Certified Solutions Architect
・AWS Certified Developer
・AWS Certified SysOps Administrator

プロフェッショナル

2 年間の AWS クラウドを使用したソリューションの設計、運用、およびトラブルシューティングに関する包括的な経験

該当するAWS認定は以下
・AWS Certificated Solutions Architect
・AWS Certificated DevOps Engineer

専門知識

試験ガイドで指定されたとおり、専門知識分野において技術的な AWS クラウドでの経験

該当するAWS認定は以下
・AWS Certificated Advanced Network
・AWS Certificated Big Data
・AWS Certificated Security
・AWS Certificated Machine Learning
・AWS Certificated Alexa Skill Builder

取得したAWS認定

私のAWSの利用経験は、業務で3ヶ月ほど使用している程度のため、AWS 認定の定義からすると基礎コースだが、アソシエイトの3つを取得

・AWS Certified Solutions Architect
  取得日:2019年9月6日

・AWS Certified Developer
 取得日:2019年10月11日

・AWS Certified SysOps Administrator
 取得日:2019年11月1日

動機

AWS認定を取得の動機は、以下の通り

・担当するユーザーのシステムが、AWS上に構築されている
 今後、業務でAWSの知識が必要になる

・取得にかかった費用は全額会社が負担する
 勉強し放題制度を活用(アウトプットすることが条件)
  受験料   :15,000円(税込み:16,200円)
  模擬試験料 :2,000円(税込み:2,160円)
  有料の問題集:2,000円程度

・取得すると会社から奨励金が出る
 資格取得奨励金制度を活用
  金額はないしょ

・ほぼ同じ時期に中途入社した同僚が取得した
 なんか簡単に取れそう

取得にかかった期間

約2ヶ月

学習時間
 業務開始前の1時間と、業務時間中の1時間程度(10%ルールを活用)
・AWS Certified Solutions Architect :1日
・AWS Certified Developer     :5日
・AWS Certified SysOps Administrator:5日

勉強方法

まずは、WebでAWS認定を取得するために何をすればよいかを確認

みなさん書かれているAWS認定 アソシエイトの勉強方法はおおむね以下
・AWSの公式模擬試験を受講
・Black Beltで該当するサービスの内容を勉強
・不明な点は、実際にAWSのサービスを触って確認する
・有料の学習教材を使う

AWS Certificated Solutions Architect

本認定を取得するにあたって、実施した学習は以下

・何も勉強しない状態で、AWS公式の模擬試験を受講
 − 結果は、6割程度の正解率

・AWSのマネージメントコンソールからどんなサービスがあるのか、
 ざっと目を通す

・Web上にあったフリーの問題集(50問程度)
 − 試験当日の朝に一通り確認

結果
スコア:804(合格)

AWS Certificated Developer

本認定を取得するにあたって、実施した学習は以下

・何も勉強しない状態で、AWS公式の模擬試験を受講
 − 結果は、4割程度の正解率

AWS Certified Solutions Architectは、1日の学習で合格したため、本認定も同様の方法で合格できるかと考えていたが、模擬試験の結果があまりにも悪かったため、有償の学習教材を使用することに

・有償の学習教材を利用(WhizLabs
 問題数も多く、問題に対して該当するAWSのHPのリンクが記載されているため、おすすめ。

 以下のようにWhizLabsで学習した

 1.  一通り問題を解いて、どのような問題があるのか傾向を確認する
 2. 再度、最初から問題を解く。このとき、不正解だったものは、
  AWSのHPへのリンクからその説明を確認した。

結果
スコア:845(合格)

AWS Certificated Sysops Administrator

本認定を取得するにあたって、実施した学習は以下

・有償の学習教材を利用(WhizLabs

AWSが提供している模擬試験は、問題数が少ないうえ解説もなく、受けても意味がないと判断し、WhizLabsのみで学習することに

Developerのときよりも学習時間が取れなかったため、以下のようにWhizLabsで学習した。

 1.  一通り問題を解いて、どのような問題があるのか傾向を確認する
 2. 一度解いた問題は、結果を確認することができるので、そこから不正解だったものと曖昧なものについて、AWSのHPへのリンクからその説明を確認した。

結果
スコア:746(ギリギリ合格)

考察

 AWSでの業務の経験は浅かったが、以下の経験があったことで、少ない学習時間でAWS認定アソシエイトを取得することができた。

・ゆめみに転職する際にAWS上にシステムを構築する課題があった
 このとき、VPCやセキュリティグループなどの概念を学んだ

・AWSではないクラウドを使った業務経験が少しあった

・オンプレでのシステムの開発運用経験が、20年以上あった
 ネットワークやデーターベース、セキュリティの知識がある

 AWS認定は、AWSのサービスの利用方法を学習するためのもの(と私は思っている)なので、私のように問題を解くだけではなく、AWSのオンラインセミナー等で学習し、実際にAWSのサービスを利用して、時間をかけて学習していくべきと考える。

 プロフェッショナルや専門知識では、今回の方法では取得は難しいはずなので、時間をかけて習得する必要がある。

まとめ

 個人的にはベンダーの認定試験は、以下の場合は受けるがそれ以外の場合は積極的に受ける考えはない。

・会社が取得を推奨していてサポート(費用負担や奨励金)がある

 スキルアップするのであれば、IPAの試験を受けるのが良い。こんなものを持っていても実業務で約には立たないと言う人もいるが、これからの人には、基礎を学ぶ良い機会であり、十分なスキルを持つ人ならば、技術の再確認となる良い機会になる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?