わが道(今年+α編) 道の先にあるものは…

1、彩られた世界

「フルメタ」から始まり、艦これ、Aqoursと続いてきた私の世界は、あるアイドルの登場でますます彩りを増している。バーチャルアイドル、ときのそら。彼女と出会っていなければこうしてnoteを書いて誰かに見てもらうなど考えられなかった。いわゆる陰キャにカテゴライズされるであろう私はかなりの人見知りである。話すのはおろか、目立つのも好きじゃないほどだ。そんな自分がまさか文章を書こうなんてことは今まで微塵も思ったことがなかった。

ここからは前半の過去編に続いて、現在そして未来について考えていこうと思う。

2、 なぜときのそらを応援するのか

なぜ、ときのそらを応援しているのか。彼女の人柄、夢に対する姿勢に惚れたからである。

そらちゃんは人柄を含む「ときのそら」全体が好きなのである。そらちゃんを見ていると、孫を応援しているような気持になる。本当に優しい良い子だと思う。彼女の笑顔が、言葉が、行動が今の私の原動力となり、勇気が溢れてくる。

そらちゃんは自分の叶えたい夢のために日々努力している。敷かれたレールの上ではなく、自分の考えを持って、自分の足で夢に向かっている。それだけで凄いと思うし、彼女の夢への向き合い方にはいつも感心させられる。そらともとしても、人としても憧れている。

この1年を振り返ってみると、応援の形も変わった。先の記事でも書いたが、「彼女がどこまでいけるか見てみたい」から「彼女と、そらともさんたちと一緒に夢を追いかけていきたい」と思うようになった。それも以前のアイドルを応援していた時との大きな違いだ。今までの人生で1つの事を本気で成し遂げたことのない自分にとって、これだけ1つのことに熱中しているのは初めてだ。人を惹きつける魅力が彼女にはある。

応援とは何かを悩んでいた時期もあったが、今はただ応援するのみである。最初は小さかった星の輝きが今ではこんなに大きくなっている。それだけで感慨深い気持ちになる。

3、輝きは増して

大きくなったのはそらちゃんという星だけではない。彼女を中心としてホロライブという星もとても大きくなった。先日4期生5人がデビューしたことにより、イノナカミュージックのAZKiちゃんを含めると、28人の大所帯になった。ホロスターズの9人や中国ホロライブの3人を入れるとプロダクション全体で40人となる。2年前には考えてもいなかった光景である。

ホロライブでは、さくらみこちゃんと大空スバルちゃん、百鬼あやめ嬢の配信や動画をよく見ている。それ以外で今年よく見ていたのは宝鐘マリン船長と兎田ぺこらちゃんだろうか。

さくらみこちゃんはエリート巫女だ。みこちゃんのことは今年の1月のそらちゃんとのコラボから追い始めた。普段の配信では35Pさんやぺこらちゃんとのプロレスが面白い。マイクラでのマグマで家を焼いた回は大笑いさせてもらった(つい先日も焼いていたが)。企画力に関してはホロライブ随一だと思う。個人的な出来事として、2本目の記事についてTwitterしたところみこちゃんが「いいね」してくれたのが、今noteを書くモチベーションになっている。自分の事ではないのに「いいね」を推してくれたことが本当に嬉しい。

大空スバルちゃんは地獄と称される企画を立ち上げていく爆発力がある。スバルちゃんは生みの親である、しぐれうい先生(ういママ)が元々好きな絵師さんだったのでその流れで知った。普段はあまり感じさせないが、時々見せる女の子としての姿のギャップがいい。また、他の子のことも考えられる、気遣いの出来るいい子である。歌もとても綺麗で、「you」や「空色デイズ」は聴いていて感動した。まさにアイドルだった。夏のⅤ甲子園も熱い激闘だった。今日のそば打ちも楽しみにしている。

百鬼あやめ嬢はかわ余である。かわ余以外の言葉が見つからない。一挙一動がかわ余。たまに虚無っているのもかわ余。歌も凄く上手で、最近よく歌枠で歌っている「気まぐれロマンティック」は元気になれる。にじさんじの戌亥とこちゃんとの「おにべろす」コンビも見逃せない。ラマの一件は笑った。

マリン船長は愉快な「いにしえ」のオタクである。その知識量には下を巻くものがあるし、配信を見ていると「こんな(ヤバイ)のも知ってるの!?」ということが多々ある。トーク力も抜群だ。見ていて飽きない。よく失言しているイメージがあるが、それも楽しい。マリン船長は全てを楽しくすることが出来る、エンターテイナーなのである。

3期生の中ではもう1人、兎田ぺこらちゃんもよく見ている。長の従来のホロライブにいなかった、強烈なキャラクターに惹かれた。イキりと懇願を繰り返しながらゲームをしていたと思えば、歌枠ではアイドルになり、スナック枠では真面目にマシュマロに答える。ベクトルは違うが、スバルちゃんと同じくギャップがいい。みこちゃんとの「ぺこみこ戦争」は(失礼ながら)似た者同士だということもあり、見ていて楽しい。

他にもホロライブメンバーの動画や配信はチェックしている。元はそらちゃん単推しだったのだが、 そらちゃんとのコラボや自発的に見始めたのもあり、今では多くのVtuberさんをチェックするようになった。そのおかげで様々な歌やゲーム、そして新しいVtuberさんを知ることが出来た。色々見てみるものである。

4、夢と出会い

この1年は「夢」に縁がある年だった。そらちゃんのメジャーデビューと初アルバム「Dreaming!」発売、そしてワンマンライブ「Dream!」があったことは特に大きな出来事だ。富士葵ちゃんの「オーバーライン」も夢を歌ったものだった。ジオウもゼロワンも夢に関する作品だった。

誰かの夢を応援することがこんなにも楽しくて、素晴らしいことだということをこの1年で教えてくれたのは、そらちゃんである。正直なところ、以前の自分ならアイドルを応援する人を鼻で笑っていたかもしれない。今は違う。リアルだろうがバーチャルだろうが、応援する人や応援の形は違っても、みんな等しく尊敬している。応援している人の「誰かの力になりたい、応援したい」という気持ちは誰にも踏みにじることは出来ない。もちろん、夢も。

そらちゃんには素晴らしい夢がある。では自分はどうか。私は現在、これといった夢がない。特段やりたい仕事をしているわけではない。それしか出来ないからやっているだけだ。誰かの敷いたレールを無難に進んできた結果である。だからといって、オタクとしても、人としても、今まで歩いてきた道に後悔はないし、今の行動も自分の未来に繋がるものだと信じている。

そらちゃん関連でもう1つあった出会いとして、VOCALOIDをあげたい。実を言うと、私はVOCALOIDが苦手である。まったく申し訳ない話だが、どうもあの機械のような歌声が合わないらしく、敬遠していた。世代ではあるので、「千本桜」や「メルト」など有名どころは多少は知っていたが、そらちゃんに出会うまでほぼ知らない世界であった。

そらちゃんをきっかけにVOCALOIDの世界に触れ、素晴らしい曲がたくさんあるのだと知ることが出来た。最近は声も段々慣れてきた。そらちゃんが歌った曲の中では、「海を泳ぐ月」と「オツキミリサイタル」、「愛言葉Ⅲ」がお気に入りとなっている。「海を泳ぐ月」はMVがとても美しく、歌い方が好きな曲だ。ライブでいつか聞いてみたい。「オツキミリサイタル」と「愛言葉Ⅲ」は以前も書いたが、私が悩んでいるときに光をくれた曲なので、大切な曲だ。Ⅲということは、ⅡやⅠもあるんだろうか。まだまだ新米であるが、今後も色々な曲と出会いたい。

5、勇気で歩く道の先に

あまり上手いことは書けないが、人間が生きていくのに必要なものは勇気だと、今回振り返ってみて思った。勇気は人間が持つ感情の中で、最も得難く、最も気高いものである。「人間の素晴らしさは勇気の素晴らしさ」とは某波紋使いの名言であるが、まさしくその通りである。

勇気1つで人は変わることが出来る。それは今このnoteを書いていることが証明している。これからもそらちゃんだけじゃなく、様々な人から勇気をもらうだろうが、いずれは自分も誰かに…などと大それたことは書かないが、多少なりとも読んで良かったと思う文章を書きたい。誰かに貰っているだけでなく、もっと色々な人や世界を知りたいし、色々なことを書いていきたい…、最近はそう思うようになっている。

来年は1月24日にホロライブの全体イベント「ノンストップ・ストーリー」が開催される。いつかホロライブ全員のライブが見たいと思っていたが、こんなにも早く行われるとは思っていなかった。まさしく、そらちゃんが、ホロライブのみんなが止まらずに努力して来た賜物だ。自分はワンマンはライビュ組だったので、さっそく現地でライブを見る願いが叶った。ホロライブは4期生が増え、ますます発展していくことだろう。2回目、3回目があるかもしれない。

ホロライブはもちろんであるが、そらともとしてはそらちゃんの活躍も願っている。今年はメジャーデビューにワンマンライブ、ドラマ出演など、たくさんのそらちゃんを知ることが出来た。来年も写真集やミニアルバムの発売と、すでにイベントが控えている。来年も様々な景色を見られることだろう。今から楽しみだ。

今年はワンマンライブに行ったことを始め、たくさんの出来事や出会いがあった。道の先に何があるのか、どんな未来が待っているのかは誰にも分からない。けれど、来年も勇気を持って、信じて、止まらずに進む。なんだか何を書いていたのかよく分からないが、今年のnoteは以上である。

こんなよく分からない奴のnoteを見てくださり、ありがとうございます。来年も気が向いたときにチェックしていただけると嬉しいです。サイレン投稿することもあります。

感想はTwitterまで!