今日

東日本大震災から10年
私たちが当たり前に過ごしてるこの時間が、誰かにとっては当たり前ではない

現場を見たわたしですらも他人事のように感じる、震災だってコロナだって、
だって自分の身近は人はこの出来事たちで命を落としたわけではない。
それと同じように自分の親が死んだって、自分ごとのように捉えて毎年命日を過ごす他人だっていない。人間はそういう生き物だと思う、
でも、この節目に感じるのは、他人事を自分ごとに捉えることがどれほど難しくて、つらくて、酷いか。自分の悲しみ以外にも誰かのつらさを分かち合う、それが人間でもあるってこと。
大きな出来事、ニュースになれば関心を持つ人だって多くいる。誰かにとっても大きな出来事、でも誰かにとっては小さな出来事。この壁を危険を、人間の酷さを、子供達に伝えていく言葉がまだ私には見つからない。