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ココナラSNS/アイコンは◯◯◯×◯◯◯で売る

最近、ココナラ関連で悩み相談を受けるようになりました。

去年5月のアップデートで…
ココナラのおすすめ順位が著しく下がりー

「どうやっても上がらない〜どうなってんの〜?」

というDMが多い。

明らかに売れにくくなっている。

私も一時期、アイコンの販売数が減りました。

閲覧数が下がった。

おすすめ順位が下がっている。

アイコンを描くのが好きなので、売れないのは辛い。

だから売れるためにはどうすればいいかを模索し続けてきました。

今日の記事はその「結論」。

アイコンを売るには◯◯◯をかけあわせる。 

イラストでも何でも、サービスは◯◯◯をかけあわせることでぐっと売れやすくなります。

(クリエイター以外の方はアイコンをご自分のコンテンツに置きかえて、お読みください)

その話をする前に、ココナラの現状をふりかえることから始めますね。

絵が描ける、ちゃんとSNSで発信もしている、毎日頑張っている。
なのに事態が好転しない。
そういう場合に読んでください。

ーえ?

ああ、失礼しました。

クマ。イラストレーター。
絵でご飯を食べています。

昨日(2024/01/08)
ココナラの「漫画・コミック制作」ジャンルでおすすめ順1位になりました。

と言っても総1,400サービスの小さな海です。

イラストサービスは全体でなんと80,000を超えるビッグオーシャン。

80,000ですよ。

こんな真っ赤っかな海で戦って、勝てるわけがありません。

ワンピースに例えるなら海軍大将と王下七武海と四皇が戦っている所に海賊になりたてのルフィがイカダで乗り込んでいくようなものです。

勝てるかあ。
(よく分からなかった方ごめんなさい)

ブルーオーシャンを探しだしてライバルが少ない状態で戦うのは基本。

そういう場所を見つけ出せるかどうかにかかっています。

クオリティの問題ではありません。

上手です。

イラスト。

みんな、うまい。

ココナラの絵師さん漫画家さんたち。

自信がなければ出品してないと思います。

本当にうまい人ばっかり。

おまけに人柄も良い。

それで売れにくいなら、絵に問題があるのではない。

クリエイターが多すぎるんです。

ココナラもXもね。

多すぎてお客さんの目に届きにくい。

なら届くように尖るしかありません。

アイコンを売るために何が必要か?
まずは現状をふりかえってみましょう。

先述したようにココナラのイラストジャンルでは80,560件のサービスが出品されている。
※2024/01/08時点

おすすめ上位は「Live2D」がしめています。

Live2D Cubismより出典



「Live2D」とは
女の子など手描きのキャラクターが瞬きしたり跳ねたりと動かすことができるツール。

腕や足、目など細かくパーツわけして、それをシステムに組み込む。

システム自体は無料で提供されているので誰でも動くキャラの動画を作ることができる、という理由で大人気となっています。

Live2D Cubismより出典

Live2D Cubism

制作の難易度が高いことから値段もお高め。
平均して80,000円〜120,000円の世界。

ココナラのおすすめ順位は、ほぼ売上で決まっています。

Live2Dで有名な方で1ヶ月の売上は100万円〜と聞いています。

つまり80,000件の頂点に立つには、それだけ稼がないと難しいということです。

アイコンで100万。

1枚30,000円で売っても33枚以上。

難しいですね。

安さが売りのココナラで30,000円のアイコンが売れる方は限られているでしょう。

ではアイコン出品者は売れないのかというと、そうではありません。

今のはあくまでイラスト全般で見た時の話。

アイコンというジャンルに絞れば競合は一気に減ります。

減りはしますが、アイコンはイラストの中でも激戦区。約27,000件のサービスが出品されています。

どうでしょう、この中で勝つ自信はありますか?

私は無いです。

私より上手な人が、私より安い値段で出している。

勝てる気がしません。

こういう所で戦うよりも、競合が少ない場所で戦った方がラクです。

依頼が、来やすくなります。

そもそもアイコンが人気なのはね…。

「誰でも描けるから」なんです。

ぶっちゃけ小学生でもできる。

参入障壁が低い。

だからライバルが多い。

対してLive2D。

誰でもできるものではない。

システムを使いこなすスキル、動画編集のスキル、可愛いイラストを描くスキル。

複数の技術がいる。
自分ではできないから高いお金を出して頼むわけです。

ただ国家資格や学歴が必要なわけではないから、いちから勉強すれば誰でもできる。

あなたがイラストが描けるならできます。

でもみんなやらない。

面倒くさいから。

「いちから勉強するのは大変だし、パソコンもあんまり触らないし、動画編集なんかやったこともない、むり、響きがもうとっつきにくい」

やらない。

お客さんもそう。

「絵が描けないから」

「Live2Dよく分からないから」

「動画ってどうやって作るの?」

自分でやるのは面倒くさい。
だからココナラに来る。

そう「面倒くさい」から。

「面倒くさい」はお金になるんです。

「面倒くさい」を引き受ける



私が出している「漫画サービス」がいい面の皮です。

漫画制作ってね、面倒くさいんですよ。

ストーリーを考えて、セリフを考えて、キャラを作って、コマを割る。

人間の目が絵と台詞をどう追いかけるかを計算して描く。

さらに広告宣伝目的の漫画の場合は、読んだ人が商品やサービスに興味を抱くような内容にしなくてはならない。

面倒くさすぎる。

だから漫画サービスもLive2Dに匹敵するくらい、需要があります。


ココナラの競合相手には「ストーリーは有料」「ストーリーとセリフは用意してください」としている人もいる。

そこが狙い目。

私はストーリー、セリフ、キャラ設定、作画まですべて値段にコミコミにしました。

「お客様に漫画制作の知識は不要です」
「こちらからの質問にだけ答えて頂ければ後は丸投げでOK!」

「制作の面倒くさい」をまるっと代行しているわけです。

漫画だけでは売れない。

だから漫画に別の要素をかけあわせたんです。

漫画×丸投げ

これでもまだ競合が多い。

もうひとつ、何かをかけ合わせる必要があります。


ところで3年半、ブログを書いています。

これが強みになった。

ご依頼主の多くは漫画で自社や物(サービス)を紹介したい。

マイブログでは商品の説明をして広告を貼ったりしている(アフィリエイトというやつ)。
ふだんやっていることをやればよかった。

漫画の制作ができる人はたくさんいます。

でも広告をクリックさせる為にマンガを描いてきた人は、限られている。

「広告」をかけ合わせます。

漫画×丸投げ×広告

こうした結果、ご依頼数が増えました。

依頼数がぐっと増えると全部は受けられなくなります。1人で作業しているので。

何が起きるかというと、より高単価・好条件の案件を選んで受けられるようになるんです。

「選ばれる側」から「選ぶ側」に。

漫画ジャンルもLive2Dに匹敵して単価がいいので、こういう依頼が普通に来ます。

漫画制作は高単価、かつ量が多い。
1ページだけ頼む人はあまりいません。

4〜16ページ頼まれる方が多い。

だから漫画ジャンルはプラチナだらけ。

プラチナランクの条件である「3ヶ月で10万」を一回のご依頼で達成するケースが珍しくないから。

さて、では本題です。

アイコン(コンテンツ)を売るためのお話。

アイコンだけでは売れない。
ならアイコンに別の要素をかけあわせればいい。

アイコン×◯◯◯

もしくは

アイコン×◯◯◯×◯◯◯

何をかけあわせればいいのか?

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