◆求める
テレフォン人生相談にて聞いたことばだと思うのだけど、愛する能力のない人に愛を求めても得られない。これにグッときた。
能力を必要としない人にも。無自覚な人にも。知らない人や気づかない人にも。
そもそも、その気がない人にも。
求めたところで得られない。
がんばっても、傷ついても、逆に傷つけても圧をかけても、得られないよね。
そのわりに求めちゃうのは、なんでかな?
自分にとって、相手がくれることが答えだから?
相手がくれることが解決法だから? してくれたら解決するから?
相手がくれたら、これまでがどうにかなる結果になるから?
だとしても、ね。
得られないよね。
求めても得られてこなかったんだから。
相手を変えることはできないんだから。
どんな経緯があっても、アプローチできるのは求める相手の行為じゃなくて、求めずにいられない自分まで。
だけど、簡単に変えられない。
変えたくない。
手放せないし、手放したくない。
そんななにかを抱えてること、あるよね。
そして得られないのに求める。
んー。抽象的だ。
具体的な状況、言動なしにはなんとも言えない。
変えること、変わることに結びつけるのは、さておいて。
自分の抱えるものは求めたがる気がするよ。
答えを。解決を。結果を。
相手がくれることで、得ようとしたがる気がするよ。
直ちにどうこう決まるものでもない。
具体性なしに語れるものでもなく、是非という限られた軸でのみ判断するのも問題あるもの。
ただ、自分のなかに留まるものと付き合うときには、考えてみてもよさそうじゃないか?
よい一日を!