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光合成細菌を自家培養する(キリッ

光合成細菌は「ガスが出てドブ臭い」という特徴がある。
光合成細菌の一種である紅色硫黄細菌は色が赤くて、市販品も複数ある。

光合成細菌を自力で培養したければ、日の当たる田んぼや沼地など「水がたまっていてドブ臭い」場所の泥水を取ってきて培養する。

植物の表面に何らかの菌が付着している可能性もあるので、昨夏以降、色んな材料を集めて、混ぜて、増やして、現在に至る。その結果、液体は概ね、やや白濁気味の無色、緑色、赤色の3種類に分かれた。

1)白濁気味の無色……主に玄米のとぎ汁だけ
2)緑色……園芸用植物を浸けた水(もうそれ自体が緑色)
3)赤色……国産梅やロシア産蕎麦の実を洗った水

大体こんな感じ。上記の材料をペットボトルに入れて日に当てると、ガスが出て容器が内側から膨らんでくる。蓋をそっと開けると、ドブ臭いガスが出る。ついでにそのガスを嗅いでちょっと笑う。
そこまでいけば、光合成細菌が既に中に存在している可能性が大きい。

大きい!


右:『農家が教える光合成細菌』(2012.10)
左:月刊『現代農業』2022年9月号
白黒:シャチ豆(別名パンダ豆。固定種)

『農家が教える光合成細菌』は2012年が初版で、2022年の『現代農業』でも光合成細菌が特集で取り上げられるということは、光合成細菌は農業に携わる人々にとっては非常に大事で重要なものなのだろう。

『現代農業』2022年9月号には、糖蜜や粉ミルク、エビオス錠などの餌を使わずに光合成細菌を大量培養する方法が掲載されていた。それは「米ぬか、水、種菌」だけで完成する。
 今までうちで作ってきた光合成細菌は、蜂蜜、糖蜜、砂糖、牛乳等を餌にしていた。この方法も近々試してみようと思う。

ところで、この9月号に、光合成細菌をまいたら雑草が減ったような話も出ていた。雑草はともかく、土壌に有益な菌が増えて植物の生長に役立つなら、試しにちょこちょこ使ってみたい。

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