抗酸化物質と過酸化脂質

身体が酸化すると、老化が早まったり、何らかの病気になる可能性がある。

身体の酸化を防ぐために
・抗酸化物質（後述）を含むものを飲食する。
・抗酸化作用のある酵素等を（サプリで）服用する。

飲食物は、例えば以下の研究結果が有益。
　天然抗酸化物質の探索とその応用

活性酸素
微量なら有益だが、大量に発生すると、過酸化脂質(後述)を作り出し、動脈硬化やがん、老化のもとになる。

抗酸化物質

活性酸素の発生やその働きを抑制、または活性酸素自身を取り除く物質のこと。（１）体内で合成されるもの（体内合成抗酸化物質）と、（２）植物や魚等の飲食物に含まれるものがある。
　
（１）体内合成抗酸化物質
体内で合成される。過剰に発生した活性酸素を無毒化。
以下は体内合成抗酸化物質である酵素
・SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)
・グルタチオンペルオキシダーゼ
・カタラーゼ

（２）体内合成抗酸化物質以外の抗酸化物質
ポリフェノールやカロテノイド等。
詳細は文末の参考資料「抗酸化物質」（厚生労働省 e-ヘルスネット）を参照。

過酸化脂質

詳細は以下のサイトを参照。
過酸化脂質の増加防止にはビタミンEが有効で、ビタミンCは脂質の代わりに酸化されたビタミンEの抗酸化力を復活させる。

Q.過酸化脂質の増加を防ぐとはどういうことですか？（第一三共ヘルスケア）

参考資料（厚生労働省　e-ヘルスネット　健康用語辞典）：
抗酸化物質（こうさんかぶっしつ）　
活性酸素と酸化ストレス

（2023年1月中旬まとめ。敬称略）