#68 ホテルに 0 円で泊まる

さて今回のサンディエゴ行きですが、航空券が取れたので、次は宿を押さえます。

通常アメリカでは僕はレンタカーで移動するのが好きです。
このため余裕をとった日程でのバイイングの場合なら成り行きでモーテルを適当に見つけながら泊まることも昔はよくありました。

念のために Motel といっても日本のそれとは大分意味合いが違い、車移動している人のための安宿といったところです。

Motel6などのアメリカ中にある自分にとっての定番の安宿を幾種類か経験していると安心でしょう。

モーテルの部屋の引き出しには大抵聖書とイエローページが入っているので、職業欄からVintage Closing StoreやThriftStoreの欄を探して次の日の行動経路を決めたりしたものです。

今回はビジネスカンファレンスに何日か出席する為、会場までの車の移動距離を最優先検索条件としてHotels.comで検索をかけます。

僕はいつも宿泊費を大体1万円くらいまでで検索します。モーテルなら十分です。

男一人の旅なのでそこそこの広さがあればいいのですが、 Free Breakfastという簡単な朝食を食堂で食べられるサービスがついているとその日行動がしやすいので検索条件にチェック。

プールは何のために検索条件に入れるかというと、たとえ安いモーテルでもプールの近くにコーヒーを持っていって飲んでいるとなぜか疲れが取れるものです。水辺神。泳ぐつもりはいつもありません。

当然WiFiと駐車場はなければ動きが取れないのでこれも検索条件にチェックを入れます。

あと三つ星、二つ星くらいにチェックを入れれば、適度に安全で値段通りな条件のモーテルがどんどん並べられます。

2.5 〜3.0 Stars あたりに泊まらせてもらえれば買付け旅行としては十分でしょう。僕の知り合いのバイヤーで経費を圧縮するため車に寝泊まりする人さえいます。

Hotels.comではSecret Price という好条件の価格が混ざって表示されるので、一軒一軒泊まった人の宿泊記などを読みながら、宿泊記や星、そして直前までキャンセルできるか、バスタブがあるかなど2時間くらい比較検討していると大体一軒に決まるものです。

仮予約を入れてもすぐには課金されず、チェックインの時にカードを切るモーテルも多いので安心です。

Hotels.com では 10 泊すると 1 泊無料になるので、たまに無料宿泊の回も回ってきます。

普段から高級なホテルにはほとんど泊まっていませんが、だいたい一回旅行に行くと10泊近く泊まったりするので次の旅行のうち一泊は無料になったりしています。(小さくガッツポーズ)

もしモーテルの候補がたくさんある時は事前に現地行動用のmy mapをgoogleで作っておき、候補のモーテルの近くにスーパーやレストランなどあるかどうかで比較検討するといいと思います。

ただ車なので最終的にはそこを必須条件にしなくてもいいでしょう。

予約が成立したらその画面を一応プリントアウトして持っていくのがおすすめです。

航空券などその他のプリントも含め、自分の次の行動が紙ベースで把握できますし、いろいろ動く場合今晩のホテルでは自分がもう先に料金を払っているのか現地で払うのかわからなくなっていることもよくあるので、そこも含めて紙があればチェックインカウンターで確認できるため安心です。

僕はいつもiPhoneやiPad, Macを持っていきますが、これらコンピュータは電磁的に画面を維持しているにすぎません。大袈裟に言うと突然起動しなくなり、いつ自分の情報が見えなくなっても不思議ではないので、便利な機械ですがそういうリスク付きのものであることは覚えて準備しておいた方がいいでしょう。

大抵チェックイン前日くらいまでキャンセル無料だったりするので、もし後になってもっといい条件のモーテルが見つかった場合キャンセルして問題ありません。